【更年期からのしびれ対策】 自分でできるケアと注意点
手足がビリビリ、ジンジンとしびれると、「このまま放っておいて大丈夫?」「更年期の影響なの?」と不安になりますよね。しびれは神経や血流、自律神経の乱れなど、さまざまな要因が重なって起こる症状で、更年期は特に感じやすい時期でもあります。今回は、しびれが起こる原因、医療機関を受診すべきサインとともに、自分でできる簡単なセルフケア方法を紹介します。
しびれは神経や血流の問題が原因で起こる
最近このようなご相談をいただきました。
「手足がしびれます。先日は唇までしびれが…。病院では異常なしと言われました。更年期の症状に『しびれ』はありますか? 自分でできるケア方法があれば教えてください」(40代女性)
ビリビリ、ジンジン、チリチリ…など、しびれにはさまざまなものがありますが、とてもつらいものですよね。私自身もストレスからくるしびれに悩まされた時期があり、本当につらかった覚えがあります。そもそもしびれ自体は、全身どこにでも起こりうる症状です。体の一部だけに生じることもあれば、右半身だけ、左半身だけなど、半身に起こることもあります。
しびれは、全身にはりめぐらされた神経のどこかが障害されることや血流が悪くなることで起こります。その原因にはさまざまなものがあります。
・神経の束が通る背骨や背骨にある軟骨が原因で起こる「頸椎症」「腰椎椎間板ヘルニア」
・手首の神経が圧迫されて起こる「手根管症候群」
・末端の神経が障害される「糖尿病」
・「脳梗塞」や「脳出血」「脳腫瘍」などの脳の病気
・末端の血流が悪くなる「バージャー病」や「閉塞性動脈硬化症」
一方で、正座をしたら足がしびれた、というのも血流が一時的に悪くなることで起こる現象です。ほかにも、アルコールによる神経障害、ストレス、手の使い過ぎ、神経の周りの筋肉のコリなども原因になります。
神経は脳から全身に走っている。
更年期は特にしびれが起こりやすい時期
特に更年期には、体の中で女性ホルモンが急激に低下します。そうすると、自律神経が乱れて、血流が悪くなったり、自律神経の乱れから、しびれが不調として出てくることがあります。また、なかでも手にしびれが生じる手根管症候群のように、更年期の女性にに多く見られる病気もあります。
このようにしびれの原因はさまざまで、命に関わるものからセルフケアで対応できるものまであります。ですから、気になるしびれが続くとき、急に半身にしびれが起こった場合などは、医療機関を受診して、その原因をきちんとつきとめ、必要に応じて治療を受けることが大切になります。
一方で、セルフケアでしびれを和らげられる場合もあります。今回は、自分でしびれをケアできる簡単なエクササイズをご紹介します。
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