少し動いただけで息が上がりやすい感覚が続いたら。胸まわりが広がる「三日月のポーズ」

少し動いただけで息が上がりやすい感覚が続いたら。胸まわりが広がる「三日月のポーズ」
AdobeStock

少し動いただけで息が上がっていませんか? 階段を上っただけで息切れする。ちょっと歩いただけで呼吸が荒くなる。そんな感覚が続いていませんか。運動不足だから仕方ないと思いがちですが、原因は体力だけではないかもしれません。実は息が上がりやすいのは、胸まわりが縮こまって呼吸が浅くなっていることが関係しています。今回は「三日月のポーズ」で胸まわりを広げる方法をお伝えします。

広告

息が上がりやすい原因は、胸まわりが縮こまっていること

少し動いただけで息が上がる原因は、胸まわりが縮こまって呼吸が浅くなっていることにあります。デスクワークやスマホ操作で前かがみの姿勢が続くと、胸や肋骨まわりの筋肉が硬くなります。すると肺が十分に広がらず、一度の呼吸で取り込める酸素の量が減ってしまいます。その結果、少しの動きでも酸素が足りなくなり、息が上がりやすくなるのです。

息切れ
AdobeStock

胸まわりを広げれば、呼吸が深くなる

息の上がりやすさを改善するには、胸まわりを広げて呼吸を深くすることが大切です。胸や肋骨まわりが柔らかくなると、肺が大きく膨らめるようになり、一度の呼吸で取り込める酸素の量が増えます。深い呼吸ができるようになれば、同じ動きをしても息が上がりにくくなります。

三日月のポーズで胸まわりを広げる

胸まわりを広げるのに最適なのが「三日月のポーズ」です。片膝立ちで上体を伸ばし、両腕を天井に向かって上げるポーズです。胸が大きく開くと同時に、股関節の前側や体側も伸び、全身が気持ちよく広がります。体が三日月のようにしなやかなカーブを描く、伸びやかなポーズです。

三日月のポーズのやり方

1. 片膝立ちになり、前脚の膝は90度に曲げ、後ろ脚の膝は床につける。前脚の膝がつま先より前に出ないように調整する。その際、正面から見た時、足のラインは揃えず、骨盤幅で前後に開くと、安定する。

1-1
photo by Mami
1-2
photo by Mami

2. 息を吸いながら両腕を天井に向かって伸ばし、手のひらを向かい合わせにする。胸を開き、目線は正面か斜め上に向ける。

2
photo by Mami

3. そのまま5呼吸から10呼吸キープする。呼吸に合わせて胸を広げる意識を持つ。反対側も同様に行う。

3
photo by Mami

効果を高めるコツ

腰を反らせすぎないように、お腹に軽く力を入れて体幹を安定させましょう。肩が上がりやすいので、肩を下げて首を長く保つことを意識してください。後ろ脚の股関節前側が伸びる感覚があれば、正しくできている証拠です。毎日続けることで胸まわりが柔らかくなり、呼吸が深まっていくのを実感できるはずです。

記事監修/MAMI
埼玉県出身。大学(体育学部)卒業後、運動習慣がなくなり月に1度風邪を引くほど免疫力が低下。「運動をせねばまずい」と、過去に習っていたヨガを思い出しヨガ講師となる。その後ヨガに魅了され、幅広く学びを深める中で、不調の予防や根本改善には「姿勢を整えること」が重要だと実感。体の使い方・仕組み・姿勢改善を軸にレッスンを開催している。初心者にもやさしい“大人のための運動教室”として、個人スタジオおよびオンラインサークルを主宰。ヨガっぽくないヨガ、知識が豊富で学びも楽しい、一人ひとりに寄り添うレッスンに定評がある。(ヨガフェスタ2024トライアルクラス講師)Instagram:@mamiyoga.smile、Web:mymeyoga studio 真美 (MAMI)、YouTube:真美ヨガ

広告

RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

息切れ
1-1
1-2
2
3