モヤモヤやストレスを感じたらココを押してみて!心と体のリセットボタン「極泉(きょくせん)」の押し方
何かに追われているような焦りを感じたり、ふとした瞬間に呼吸が浅くなっていることはありませんか?ストレスは私たちが思っている以上に、胸の周りや脇を硬くこわばらせてしまいます。モヤモヤも疲れも、ぐっと一押しでスッキリ解消できるのがこの「極泉」のツボです。また『なんだかソワソワして落ち着かない』『急に体が熱くなる』。そんな心身の揺らぎを感じたとき、ぜひ触れてみてほしい場所があります。
心と体をリセットできるツボとは?
そのツボは、脇の奥深くにある『極泉(きょくせん)』というツボです。中医学において『心(しん)』グループに属します。熱を冷まし、精神を安定させるスイッチのような役割を持っています。静かに自分と向き合いながらこのツボをケアすることで、高ぶった神経をしずめ、穏やかな自分へとリセットしていきましょう。
東洋医学における経絡とツボの定義
「ツボ」とは、東洋医学において病気の予防や治療に効果があるとされる体表面の特定部位のことで、正式には「経穴(けいけつ)」と呼ばれます。
・『経絡(けいらく)』:体内に張り巡らされている、生命エネルギーである「気(き)」や血液である「血(けつ)」が巡る通路のこと。内臓(臓腑)と体の表面を結ぶ、情報伝達ネットワークのような役割を果たします。
・『ツボ(経穴)』:この「経絡」上に点在し、「気や血が出入りする場所」「経絡が合流・分岐する重要ポイント」と考えられています。体内に不調が生じると、その反応がツボに痛み、硬さ、冷え、しこりなどの形で現れるといわれています。
ツボを刺激することで経絡の流れが整い、その影響が内臓や全身に及ぶことで体調が改善されると考えられています。
「ツボ」にできること
▪️「精神や意識の活動を蔵す」
古代中国においては「心」の臓が生命にとって最も重要な神を蔵していると考えました。人間が考え、判断し行動にうつせるのは心グループが身体の全ての活動の調和をはかり統率されているから、とします。
▪️心臓という生命の湧き出る泉
心グループは五臓六腑を統括する頂点であるため「君主の官」と言われます。「極」は最高位、の意味。心は血脈を主り、血は脈中を水のように流れます。その泉の最も高い位置にあるのがこのツボです。
▪️ハッピーハートスイッチ
沈んだ気持ちを前向きにしたい時、緊張で心臓がバクバクする時、モヤモヤも疲れも吹き飛ばしたい時、そっと脇に手を入れて押すと全身の「気巡り」が劇的に変わっていきます。深く呼吸ができる、心の乱れがおさまる、自律神経がととのいリラックス効果もあります。
ツボの位置
脇の下の真ん中にあります。腕を横に上げ、脇の下の最もくぼんでいる部分(動脈の拍動を感じるところ)に位置します。
ツボの効果
心の安定: イライラ、不安感、動悸、不眠などの精神的なトラブルの緩和。
上半身の血流改善: 腕のしびれ、五十肩、脇の下のリンパの詰まり解消。
心臓のケア: 胸の痛みや圧迫感(※あまり痛みが強い場合は、まずは医療機関にご相談してください)。
ツボの押し方
脇の下は神経や血管が集中しているデリケートな場所です。「優しく、ゆっくり」マッサージしましょう。
1、片方の腕を上げ、反対側の手の親指を脇の中央に当てます。残りの4本の指は背中に回しましょう。
2、親指で「じわ〜っ」と響く程度の強さで、3〜5秒ほど押します。
3、その状態で肘をゆっくりと回すように動かし、ツボを刺激します。3回〜5回繰り返します。
反対側も同様に行います。
ポイント: 指の腹で優しく円を描くようにマッサージするのも良いでしょう。強く押しすぎると神経を圧迫して痛む可能性も。心地よいと感じる強さで留めてください。ぜひトライしてみてください。
※本記事は一般的な健康情報を紹介するものであり、効果や効能を保証するものではありません。また、医療行為を目的とするものではありません。実践の際はご自身の体調に合わせ、無理のない範囲で行ってください。
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