俳優ラッセル・クロウ(61歳)1年でマイナス25kg『なんとなく飲む習慣をやめたら体が激変!』
最近、約25キロのダイエットを達成したという俳優のラッセル・クロウ。そのダイエット法は極端な食事制限や過度な筋トレではなく、本人によると、「年齢を受け入れながら、今の自分に合った生活習慣を少しずつ積み重ねる」というシンプルで現実的なアプローチだという。
1年で25キロ減!減量のカギは「飲酒の見直し」
俳優ラッセル・クロウは現在、新作映画『ニュルンベルク』で再び高い評価を集めている。第二次世界大戦後のニュルンベルク裁判を描くこの作品で、彼はナチス幹部ヘルマン・ゲーリング役を演じる。主人公はラミ・マレック演じる米国の精神科医ダグラス・ケリー。戦犯たちの精神状態を調べ、裁判に立てるかどうかを判断する任務を背負った男性を中心に権力の闇、心理戦、そして歴史的裁きが描かれる。批評家からは「ラッセル・クロウのキャリアを代表する役のひとつ」との声もあり、アカデミー賞候補として名前が挙がるほどだ。
映画の話題で盛り上がりを見せる一方、ラッセル・クロウ自身もここ1年で大きな変化を遂げた。撮影を終えた1年前には体重126キロだったが、現在は100.9キロまで減量し、約25キロの変化を実現している。元々「酒好き」を自認する彼は、「労働者階級の家庭で育った自分にとって、お酒は文化であり、権利だ」と笑う。しかし、60代に入り、体の変化を実感するようになったという。「若い頃とは違う。自分のキャパシティを理解しないといけない」と語り、今では“なんとなくの一杯”をやめ、食事の際にワインを楽しむことはあっても「本当に良いものを少し」だけにしている。週1回だけ心から楽しむ日を設け、習慣的な飲酒を控えることで、減量は大きく後押しされた。
もう1つの習慣は「体の炎症を落とすメンテナンスケア」
ラッセル・クロウは長年、肩や膝に重いケガを抱えてきた。撮影のアクションや昔のスポーツによるダメージは深く、特に肩には“深刻な関節炎”があったという。そこで彼が頼ったのが、健康管理サービス「Ways2Well」だ。肩や膝の炎症を抑えるための注射や点滴治療を受け、体の痛みを軽減させた。「信じられないほど炎症が落ち着いたんだ。肩の関節炎はエコー画像を見ると、1年前の状態から70〜90%も改善している部分がある。」痛みが軽くなることで、ワークアウト後の苦痛が消え、運動が習慣として続けられるようになったという。
スピードではなく“持続可能な変化”
彼が強調したのは、スピードではなく“持続可能な変化”だった。「長期的に続けられるように、ゆっくり取り組んでいる」と語り、年齢によるケガのリスクもきちんと受け入れている。それでも気兼ねなく、体を動かせるようになった今、「ロックンロールだよ」と笑う。身体の負担が軽くなることで、日常の活力や仕事への意欲も高まっているようだ。体型を大きく変えただけでなく、慢性的な痛みも改善され、仕事のパフォーマンスも上がったというラッセル・クロウ。60代に入ってもなお、自分の人生をアップデートし続ける姿は、多くの人に勇気を与える。飲酒の習慣を見直す。体の痛みをケアし、動ける体を取り戻す。無理をしない代わりに、続けることを選ぶ。決して派手ではないが、確かに効く方法を重ねた結果、彼は体も心も軽くなった。61歳の再挑戦は、まだ始まったばかりだ。
出典:
Russell Crowe Reveals 55-Pound Weight Loss
Russell Crowe Reveals How He Lost Nearly 60 Lbs. in 1 Year
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