寝る前にやるとやらないとでは大違い!足指からアプローチしてポカポカ足元で入眠スムーズ!「足指ほぐし」
立冬を過ぎ、冬が始まり、より一層風の冷たさや朝晩の冷え込みを感じるようになってきました。特に、夜になるとお風呂上り直後には温かかった足先が、眠りにつくころにはもう冷えてしまっている…なかなか寝付けない…そんなお悩みを抱える方が増えてきます。実は、足が冷えている状態のまま布団に入ると、なかなか身体が“おやすみモード”に切り替わらないと言われています。今日は寝る前にも取り入れられる足指ほぐしで、冬の快眠を手に入れていきましょう。
眠れない原因は足元の冷えかも?
眠る時には、日中活躍してくれた交感神経を沈め、身体が自然とリラックスしていく流れを作り、副交感神経を優位になるといいことは、ずいぶん知れ渡ってきました。しかしこの季節は<夜になると気温が更に下がり、温めた足先も寝る頃になると冷えてしまうこともありますよね。
すると体温をこれ以上下げないようにという自律神経からの指令が行き、血管を収縮させ、冷えた血液が回らないよう、血流が滞り始めます。すると身体は「まだ活動している」と認識してしまうため、お休みのスイッチへと切り替わりにくくなっていくのです。
また、女性は筋肉量が男性に比べると少ない方も多く、筋肉は熱を保持してくれる役割もあるため、女性の方が冷えを感じ、眠りづらくなる方も多くなります。お風呂に入る時間や余裕が取れない場合は、足湯だけでも効果があります。髪の毛や身体を洗う間だけでもいいので、積極的に足湯も取り入れて温めていきましょう。
足指が使えていないとどうなる?
眠る以外で足指が使えなくなるとどんなことが身体に起きるのでしょうか。
・かかとに体重が乗りすぎる
・骨盤が後ろに倒れやすい
・背中が丸まり、胸が閉じる
・ストレートネックになる
・呼吸が浅くなる
という流れが起こり、結果として姿勢の崩れから、筋肉の強張りへと繋がり、呼吸が浅くなり、自律神経が乱れやすくなります。足先と上半身は、離れているように思われますが、肩こりや猫背、腰のハリの原因が「足指が使えていないから」ということも珍しくありません。
足指をほぐし、正しい使い方を身体で体感していくことで、日中も睡眠時も快適に過ごせるよう、身体を整えていきましょう。
寝る前におすすめの足指ほぐしヨガ
ベッドの上でもOKです。リラックスしやすい姿勢で行っていきます。
1、 膝を立てて、片足に両手の指で触れていきます。まずは親指と人差し指を持ち、前後に指の付け根から動かしていきましょう。慣れてきたら、前後の振れ幅を大きくしながら、更にほぐしていきます。
2、片手をくるぶしより上に当て、足指の間に手の指を無理のない範囲で深く絡ませます。足首を内・外へとゆっくり回します。
3、両手を前について、片足ずつつま先立ちになります。息を吸ってかかとを引き上げ、吐きながらかかとをゆっくり降ろしていきましょう。
詳しい内容は、こちらの動画からもご覧いただけます
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