【足の冷え、我慢していませんか?】寝る前30秒ゆらすだけ!血流アップのふくらはぎストレッチ
冷え込む季節になり、足の冷えが気になってなかなか寝付けないという人も多いのではないかと思います。寝る前にたった30秒ふくらはぎを揺らすだけで、足がぽかぽか温まり、疲れやむくみも改善できるヨガストレッチをご紹介します。
冬に足が冷える原因
私たちの体は、生命維持に重要な臓器が集まる体の中心部を、一定の体温に保とうとする機能が備わっています。そのため、外気温が下がる寒い冬は、体の中心部に血液を集めて体温を保とうとするので、末端である手や足に血液が行き渡りにくくなり、体温が下がって手足の冷えに繋がるのです。
おすすめ足の冷え対策
ふくらはぎを動かそう
体を温めるためには、血液循環をスムーズにすることが大切です。血液を全身に送る役割をしているのは心臓ですが、心臓だけでは体の隅々まで血液を送り出すには負担が大きいため、筋肉の助けも必要となってきます。筋肉には血液をポンプのように送り出す働きがあり、筋肉を使うことで体の隅々まで血液が行き渡り、体が温まります。
筋肉の中でも重要な役割を担っているのが、第二の心臓と言われているふくらはぎです。ふくらはぎは重力によって下半身に溜まったり滞りやすくなってしまう血液を心臓へと戻してくれるポンプの働きをしています。心臓からもっとも離れた足の血液は、重力に逆らって心臓まで上がっていかなくてはなりません。そこで、ふくらはぎを動かすことで、筋ポンプ作用が使われ血液循環がスムーズになり足の冷え対策へと繋がるのです。
筋肉を揺らそう
寒い時自然と体が震えることがありますよね。また、寒い時無意識に手をこすることもあると思います。これは筋肉を震わせることで血液を流し体温を上げようとする反応。冷えた部分を揺らしたりこすったりすることで、血液が巡るようになり冷え対策となります。
寝る前30秒!「ゆらすだけ」ふくらはぎストレッチ
ふくらはぎを動かすことで、冷え対策だけではなく脚の疲れやむくみ対策にもなり翌朝もすっきりしますよ。
①仰向けになり、両手、足を天井へ伸ばし、ぶらぶらゆらします。
②脚を勢いよくパタパタと上下させて、両手とかかとで太ももを叩きます。
③手をグーの形にしてふくらはぎと太ももの間に入れ、同様に足をパタパタと動かします。
動画で確認したい人はこちら
AUTHOR
中村優希
幼少時代から新体操に打ち込み、大学時代には日本一のチームに所属。会社員時代にヨガと出逢い、その後ヨガインストラクターへ。主宰のオンラインレッスンや板橋のヨガ教室の他、プライベートヨガや企業ヨガ等の出張クラスも行いながら、大規模イベントの講師、ヨガ雑誌などの監修やポーズモデルを多数務めるなど多岐にわたる。長年新体操やヨガで培った経験から、美しい姿勢や柔軟性を高める体の使い方なども伝えている。"心身が整いほぐれるレッスン"効果を感じ分かりやすい!と人気を集めている。 Lani yoga主宰
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