【手足の冷え対策】末端冷え症さんに効果的な2つの方法と、朝にやりたい簡単スクワット

 【手足の冷え対策】末端冷え症さんに効果的な2つの方法と、朝にやりたい簡単スクワット
photo AC

寒さが本格的になり、鼻の奥がヒンヤリするほど冷える朝晩となりました。手袋やカイロが手放せない方、温活にも力を入れたい方も増えてきたのではないでしょうか。今日は手足の冷えとその解消方法についてお伝えします。その末端の冷え、実は身体の深部に原因があるかもしれませんよ。

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手足が冷える理由について

皆さんは手足がどうして冷えるのか、考えたことはありますか? もともとの体質だからとか毎年そうだからと諦めてはいませんか? 実は、末端が冷えるのには理由があるのです。

寒くなると、下がってくるのが身体の内側にある深部体温。『身体の芯まで冷える』という言葉もありますよね。温かいお部屋では、全身を巡っていた血流も、深部体温が次第に下がってくると、命に関わるかもしれない、と脳の視床下部から指令が出ます。すると末端の血管は収縮し、血流は末端よりも臓を中心に温めたり、守る為に身体の中心近くに集まり始めるのです。その為、収縮した血管には血流が届きにくくなり、冷えを感じてしますのです。

末端冷え症
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末端の体温を上げる方法とは

それでは、少しでも身体の働きをサポート出来るように、私達が出来ることはあるのでしょうか。

お腹を温める
ハラマキやカイロで外側から温めてあげるのは、何かをしながらでも継続して温めることが出来、移動中もおすすめな手段です。

腹巻
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呼吸を深める
呼吸で身体が温まるの?と驚かれる方も多いのですが、その効果は驚くほどです。呼吸が深まり、穏やかな呼吸が繰り返されることにより、自律神経のバランスが整っていきます。副交感神経、主に吐く呼吸が優位になると、内臓の働きが活発になります。 内臓の血行が良くなること、体温が高まり末端にも温かい血液が届いていくことになります。

筋肉を使って熱を生み出す
特に大きい筋肉、お腹周り(腹筋群)とお尻周り(大殿筋や中殿筋)を活躍させます。筋肉量が多いほど体温が高くなる傾向がありますが、これは、筋肉が収縮する際にエネルギーを生産し、その過程で熱が発生するためです。内側から熱を作り出すことで、身体がポカポカと温まっていきます。呼吸に合わせて行うことで、さらなる効果が期待できます。

ということで、かんたんに熱を生み出せるスクワットをご紹介します!

どこでも出来る簡単スクワット

立ったまま、すきま時間で出来るスクワットをご紹介します。馴染みのあるポーズですが、身体を痛めないポイント効果を最大限引き出すポイントをチェックしてくださいね。

1、脚を肩幅より広めに開き、つま先を外側に向け、両手を腰に当てます。息を吸って背骨を伸ばし、吐きながらお尻を落としていきましょう。

スクワット
photo by Naoko Iwasaki

※ここで注意したいのが、つま先の方向です。膝がねじれることを防ぐ為に、曲げた際はつま先と同じ方向に曲げていきましょう。また、かかとより膝が前に出る方は、脚幅をもうひとつ広げてみましょう。

スクワットNG
photo by Naoko Iwasaki

2、まだ余裕があったら、下げたお尻に意識を向けてみましょう。お尻が後方に出やすくなりますが、恥骨とお臍を近づけるように、骨盤を立ててみましょう。腰を守ること、また太ももや骨盤底筋へのアプローチ出来、より一層効果的です。

スクワット
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詳しい内容は、こちらの動画からご覧いただけます

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