【手足の冷え解消】伸び縮みさせて全身の血流を活性化!ふくらはぎストレッチ
冬に向かって手足の冷えが気になってくる人も多いのではないでしょうか。血流のカギである「ふくらはぎ」を伸び縮みさせて優しく刺激し、末端まで血液循環がスムーズにいく体づくりをしましょう。
血液循環はふくらはぎがカギ!
手足の冷えの原因の一つは血流の滞りです。特に脚は心臓から遠いため、足先に近づくほど血液が循環しにくくなります。そこで注目したいのが、ふくらはぎです。ふくらはぎは第二の心臓と呼ばれるほど、全身の血流改善に大きな役割を持っています。
ふくらはぎの筋肉は、伸びたり縮んだりすることで下半身の血液を心臓に押し上げるポンプのような働きをしています。つま先立ちや歩く動作で筋肉が縮むと、血管を刺激し、滞っていた血液を心臓へ送り返します。
一方、筋肉が伸びることで血管がゆるみ、次の収縮に備えて血液がスムーズに流れる準備が整います。柔軟性があるふくらはぎの「伸びる+縮む」のサイクルで、血流が効率的に促され、末端の冷えやむくみを防げます。
ふくらはぎが硬くなると、血流の滞りだけでなく、全身にさまざまな影響が出ます。筋肉が硬くなることで代謝が低下し、老廃物が体内に溜まりやすくなるほか、疲れが取れにくく、脚が重だるく感じることもあります。
伸ばす&縮めるで血流改善、ふくらはぎの動的ストレッチ
今回は、ふくらはぎを意識的に動かしてポンプ作用を活性化させる動的ストレッチをご紹介します。全身の血液循環を整え、冷えやだるさを解消していきましょう。
<やり方>
1)壁に向かって足を腰幅くらいに開いて立つ。体がぐらつかないように、手を壁に添えておく。
2)かかとを床につけたまま、つま先だけを上げてふくらはぎを伸ばす。呼吸を止めずに3秒キープ。
3)上げたつま先を下ろして足裏全体を床につけ、一旦ふくらはぎの筋肉をゆるめる。
4)今度は、かかとを持ち上げてつま先立ちになり、ふくらはぎを縮める。3秒キープ。
5)かかとをゆっくりと下ろして、ゆるめる。
6)ここまで1セットとして、何度か繰り返す。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く







