がん寛解を経て…キャサリン皇太子妃が実践する“健康法”|輝きの秘密は日本発祥の「森林浴」にあった
イギリスのキャサリン皇太子妃(43歳)は、いつも穏やかな笑顔と内側から輝くような美しさで人々を魅了している。その若々しさの秘密は、最新の美容法でも高価なスパでもない。“自然と共に生きること”への深い信念だ。そして今、彼女が心のバランスを整えるために取り入れているのが、なんと日本発祥の「森林浴」だという。
病気からの回復途中、自然の中にいることで心が和らいだ
2024年3月、キャサリン皇太子妃はがんの診断を公表した。数か月に及ぶ治療を経て翌年1月、寛解を発表。その際に公開された写真では、ウィンザーの木にもたれかかり、柔らかく微笑む姿が印象的だった。王室伝記作家サリー・ベデル・スミス氏は「彼女は自然の中で再生したのです。木漏れ日の中で上を見上げる姿は、希望そのものでした」と語る。キャサリン皇太子妃自身もスカウト活動で、「回復の過程で自然の中にいることで心が安らぎました。静けさの中に力があると感じました」と語っている。自然は、彼女にとって単なる癒しの場ではなく、“再生の源”そのものだった。
日本発祥の「森林浴」に魅せられて
そんな自然を愛するキャサリン皇太子妃が今実践しているのは、日本発祥の「森林浴」の考え方だ。木々の香りを感じ、鳥の声や風の音に耳を澄ませる。五感を通して自然とつながることで、心身を整えるというものだ。2019年、キャサリン皇太子妃がチェルシー・フラワーショーで手がけた庭園でも、このコンセプトが取り入れられていた。デザイナーのアダム・ホワイト氏は「彼女は自然を“見る”のではなく、“感じる”ことの大切さを理解していました」と振り返る。王室専門家のヘレナ・チャード氏はまた、「キャサリン皇太子妃にとって自然は“薬”のような存在。彼女は瞑想と森林浴を組み合わせることで、心身のバランスを保っています」と述べている。
内面の美しさを育む森林浴と瞑想
最近、キャサリン皇太子妃の瞑想の師として知られるのが、英国人アーティストのクリス・レヴィン氏だ。彼は、エリザベス女王の名作ポートレート「Equanimity(平静)」を撮影した人物としても知られている。レヴィン氏によれば、キャサリン皇太子妃は彼の指導のもと、日常生活に瞑想を取り入れ始めているという。以前インタビューに答えた彼は「ついしゃべりすぎてしまいましたね」と笑いながらも、彼女が“静けさ”の中に本当の強さを見いだしていることをほのめかした。
今では、自然の中で行う瞑想を日課にしているというキャサリン皇太子妃。朝の静けさの中で深呼吸をし、思考を整える時間が、彼女の穏やかな表情と集中力を支えているという。「瞑想は薬と同じくらい効果的」と話すキャサリン皇太子妃にとって、それは美容法ではなく、生き方そのものだ。2025年、ロンドン自然史博物館の新しい庭園の開園式では、彼女はこう語っている。「自然には、私たちを心身ともに健康に導く力があります。喜びをもたらし、体も心も、そして魂までも癒してくれるのです。」森林浴と瞑想――そのふたつを通して、キャサリン皇太子妃は外見だけでなく、内面の美しさを育んでいるようだ。
出典:
Inside Kate Middleton’s Unexpected Wellness Practice That Connects Her to Nature
Kate Middleton’s Surprising Hobby Could Be the Secret Behind Her Ageless Look
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