なぜ“冷え体質”は治りにくい?朝の食べ方で体温と代謝を上げる温活朝食レシピ|管理栄養士が考案

なぜ“冷え体質”は治りにくい?朝の食べ方で体温と代謝を上げる温活朝食レシピ|管理栄養士が考案
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亘美玲
亘美玲
2025-11-25

朝晩が冷え込む季節、慢性的な「冷え体質」に悩んでいませんか?実は、冷えの根本改善には“朝の食べ方”がとても大切です。寝ている間に低下した体温や代謝を、朝食でしっかり目覚めさせることが、日中の冷え・だるさ・疲労感の予防につながります。温活朝食の習慣で、元気な一日をスタートしましょう。

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なぜ朝食が「温活」に有効なのか?

人の体温や代謝は、起床時が最も低くなっています。ここでしっかりエネルギーや温かい水分を摂ることで、

内臓のスイッチON → 血行・代謝アップ
筋肉や脳機能が活性化し、集中力や元気もUP
一日を通して冷えにくい体質へ改善

と体温や代謝が高まるスイッチになります。「忙しくて朝食を抜きがち」「冷たいものや菓子パンだけ」という食習慣では、冷え体質が悪化しやすくなりますので、心当たりがある方は、朝食の内容をまずは見直してみましょう。

温活のコツと食材選び

温かいスープや味噌汁で体の内側から温めましょう。飲む・食べることで腸や胃が目覚めます。「根菜や鶏むね肉」「豆乳」「味噌」の組み合わせは、温活に理想的。根菜は消化で熱を生み、鶏むね肉は高たんぱく質で筋肉や基礎代謝維持、豆乳・味噌は腸活にも最適です。生姜やごま、ねぎ、きのこ類を加えると、さらに温め&栄養UP!

レシピ 

朝の温活に!「鶏むね肉と根菜の豆乳味噌スープ」(2人分・10分)

完成
photo by Watari Mirei

【材料】

鶏むね肉1/2枚
根菜(大根・にんじん・ごぼう・れんこん等)100g ※水煮タイプのカット野菜でOK
(お好みでネギなど)
無調整豆乳150ml
水200ml
味噌大さじ1
だしの素小さじ1
生姜おろし小さじ1

材料
photo by Watari Mirei

【作り方】

1鶏むね肉・根菜を一口大に切る。

2鍋に水・だしの素・根菜を入れて加熱し、柔らかくなったら鶏肉も入れ火を通す。

鍋に根菜
photo by Watari Mirei

3弱火にして豆乳を加え、フツフツ沸騰直前で味噌を溶き入れる。

味噌を入れる
photo by Watari Mirei

4器に盛り、生姜とネギをお好みで。

完成2
photo by Watari Mirei

※ご飯を加えて雑炊アレンジもおすすめ。味噌や豆乳は分離・焦げつき防止に必ず弱火で!

【食べ方ポイントと効果】

・温かい朝食は胃腸を刺激し、体温上昇&代謝スイッチON
・鶏肉や豆乳のたんぱく質で筋肉・基礎代謝UP
・根菜や味噌・豆乳の食物繊維と発酵パワーで腸も元気に
・生姜でさらに血行促進!

まとめ

毎朝の食卓に温活スープを取り入れることで、冷え知らずで軽やかな一日が始まります。小さな習慣が、体温も気持ちもじんわり上げてくれる、そんな朝時間をぜひ楽しんでください。

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完成
材料
鍋に根菜
味噌を入れる
完成2