年齢を感じさせない一番のコツは姿勢!40代からの体幹磨きができる「美姿勢ヨガ」

年齢を感じさせない一番のコツは姿勢!40代からの体幹磨きができる「美姿勢ヨガ」
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魚澄トモ
魚澄トモ
2025-10-17

最近、鏡や写真に映る自分を見て「なんだか老けた気がする…」と感じたことはありませんか?実はその“印象の変化”は、肌や体重のせいではなく——姿勢の乱れが原因かもしれません。姿勢が整っている人は、それだけで若々しく、凛とした美しさを放ちますよ。

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なぜ、がんばっても若く見えないのか? その答えは“体幹の眠り”にあった

年齢を重ねると、知らず知らずのうちに体幹の筋肉が眠ってしまうもの。猫背、反り腰、巻き肩などが癖になると、見た目だけでなく呼吸も浅くなり、代謝やメンタルにも影響します。
どんなにスキンケアを頑張っても、「姿勢年齢」が高いままでは、本当の若々しさは取り戻せません。

姿勢を整えるカギは、“力を抜くこと”と“体幹の再起動”

大切なのは、“がんばって姿勢を正す”のではなく、内側から自然に姿勢が整う体をつくること。その鍵を握るのが、「体幹(コア)」です。
体幹がしなやかに働くようになると、重心が安定し、肩や首の余分な力が抜けていきます。結果として、立ち姿や歩き方、呼吸までが変わり、まるで“芯から若返る”ような感覚を得られるのです。

今日から始める、“姿勢リセットヨガ”

今回ご紹介する「姿勢リセットヨガ」では、体幹の感覚を目覚めさせながら、40代以降に起こりやすい姿勢の崩れを整えるチャレンジレベルのヨガを丁寧に解説します。
最初は難しくても、腹圧の入れ方や骨盤の傾きなど、“美しい姿勢をつくるためのポイント”を体感できますよ。無理なく心地よく、気づけば「姿勢が変わった」と感じられるはずです。

STEP1.猫のバランスポーズアレンジ

背骨から手足まで一直線に保つことで、体幹と軸を鍛え、姿勢を整えるポーズ。
見た目以上に集中力とコアの安定力が求められます。

<やり方>

1)四つ這いの姿勢でスタート。手は肩の真下、膝は腰の真下に置きます。

2)背中をまっすぐにし、頭から尾てい骨まで一直線を意識。

3)右手と左脚をゆっくり床から離し、床と平行に伸ばします。

4)余裕があれば、左の足先も少し浮かせます。

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photo by Tomo Uosumi

5)3〜5呼吸キープし、ゆっくり戻して反対側も行います。

慣れてきたら、手足を動かさずに内側の安定(体幹の支え)を感じてみましょう。

ポイント
腰が反らないように、おへそを背中に引き寄せるイメージで。顎を引き、首の後ろを長く保ちましょう。呼吸は止めずに、息を吸いながら伸び、吐きながらく安定を意識しましょう。

STEP2.サイドプランク

体の側面で支えることで、体幹・腕・脚を同時に鍛えるバランスポーズ。
内側の軸を整え、しなやかで引き締まったラインをつくります。

<やり方>

1)プランク(板のポーズ)からスタート。

2)片手をマットの中央に置き、体を横向きに開きます。

3)足を重ね合わせ、頭からかかとまで一直線に保ちます。

4)上の腕を天井方向に伸ばし、視線を指先へ。

5)腰が沈まないようにお腹とお尻を軽く引き締める。

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photo by Tomo Uosumi

3〜5呼吸キープしたら、ゆっくり反対側も行いましょう。

ポイント
肩が詰まらないように、首と肩の間にスペースを保つ。下の手首を守るために、手のひら全体で床を押す。きつい場合は、下の膝を床に下ろしてOK。

STEP3.ねじった三角のポーズ

上半身と下半身を大きく広げ、体側を伸ばしながら体幹を安定させるポーズ。姿勢の歪みを整え、全身のラインを美しく整えます。

<やり方>

1)足を大きく開き、かかとを一直線上に置く。

2)右足のつま先を正面(90度外向き)、左足を少し内側へ。

3)両手を肩の高さに広げて、骨盤を正面に保ちます。

4)息を吸って背筋を伸ばし、吐きながら右手を足首・すね・床へ下ろす。

5)左手は天井へ伸ばし、胸を開いて目線を上げます。

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photo by Tomo Uosumi

3〜5呼吸キープしたら、吸う息でゆっくり戻し、反対側も同様に行います。

ポイント

上半身が前に倒れないように、胸を横に開く意識を。下半身の安定が体幹のサポートになるので、足裏でしっかり床を押す。無理に手を床につけようとせず、体側の伸びを優先しましょう。

▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼

 

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