出張も子育ても、私の原動力。高橋みづきさんのヨガの広げ方、働き方 #私たちの自由な選択

出張も子育ても、私の原動力。高橋みづきさんのヨガの広げ方、働き方 #私たちの自由な選択
腰塚安菜
腰塚安菜
2025-10-13
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交流込みのヨガ人材育成と「地元にヨガを持ち帰る」

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――駆け出しのヨガ講師さんを束ねるコミュニティ「Yoga Start Up」と「with You」という2つの取り組みを主宰をされていますが、代表としての思いを聞かせて下さい。

高橋みづきさん:ヨガの道を目指す新米ヨガ講師同士が交流し逢える仲間づくりを目指した「Yoga Start Up」を2023年に始めて、今年は5期生目を募集しました。資格が取得できる場は多数ありますが、私は一箇所で学びさらに「学び合い」までできる場所を目指しました。

メンバーは地域を超えて、家族のような結びつきになっています。もともと部活動が好きだった自分が「ヨガでもあんな関係があればいいな」「もっと人に逢える機会があればいいな」と思ったことも反映されています。

「Yoga Start Up」は、年に2回ほど募集している新米ヨガ講師のメンバーが主体的に企画やサポートをしてくれるようになったので、私自身は10月から1ヶ月間毎日、11名の講師が30クラスを届けるヨガのマルシェ「With You」(*)の運営に力を入れていく予定です。
*9月取材時点の状況です。

――愛知を拠点に、隣接した県だけでなく、関西や東京、横浜などにも積極的に出張されています。ヨガクラスの用事以外に、人に逢いに行く目的だけでも出張されているとか。

高橋みづきさん:オンラインで接しているメンバーが大切で、顔を見て話したいという思いから、誰かに逢いに行くだけでも出張する意気込みはありますね。

そこで「地元にヨガを持ち帰る」を私の活動方針として発信しています。ヨガをお伝えすること=ヨガクラスを開く、仕事という見られ方が強いですが、私が県外に出ていく理由は、地元に帰った後も話を聞いてもらえる存在になりたい思いでもあります。

――「地元にヨガを持ち帰る」という発信メッセージを見て、実際どういうことなのか気になっていたのですが、みづきさんが移動することでヨガが地域的に広まるイメージができました。地元での交流は必然的に、お互いの住む地域の魅力を紹介するきっかけにもなりますね。

みづきさん:はい。「ヨガフェスタ」があるから横浜で再会するように、ただ集まってヨガの話をするだけの時間も貴重だと思います。今年はまだまだヨガクラスでもオフ会でも愛知県外に出張する計画が立っていて、オンラインコミュニティに参加していない方も参加できるオープンなイベントの企画も温めています。横浜での「ヨガフェスタ」で交流を持てた方には、12月に神奈川県の葉山に出張しますので、ご都合が許す方は参加いただけたら嬉しいです。

こうしたオフライン・オンラインのヨガクラスは全て、今後はオフィシャルサイト「Cocon」に集約して発信していく予定です。

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子育て中でもひとり親家庭でも、ヨガも仕事も続けられる。

――SNS動画からは見えない実際では、どんなデジタルオフ時間を過ごされていますか。たとえば、お子さんと遊ぶ時間はスマホもオフになりやすいということは想像できますが。

高橋みづきさん:基本的に、地元にいてイベントがない時は、土日に仕事をしないと決めています。日頃から私とやりとりをしている方はご存知かと思いますが、SNSの確認、連絡が遅い時はスマホの機内モードにしているせいでもあります。

周囲がみんなスマホを見ている情景を見ているのも、自分を疲れさせる要因になってしまうからでもあるし、子どもとレジャーや公園に行ってしっかり自分も遊ぶためでもあります。

自分のための時間づくりだと、大体半年ごとにスケジュールを入れていくのですが、ヨガの仕事でもしばらくお休みをいただく期間を設けたりもします。

―子育て中やひとり親家庭でも、これからヨガ講師を始めたい、続けたい方がいらっしゃると思います。みづきさんなりにお子さんと向き合う上でのアドバイスをお願いします。

高橋みづきさん:娘の問題と自分の問題とを分けるようにしていることが私なりのポイントかなと思っています。(私の)母親にも「そこまでする?」と言われるほど娘とじっくり対話する時間を大切にしているんです。

たとえば本人が幼稚園に行きたい、行きたくないひとつでも、意見を聞いてたくさん話します。「仕事が忙しい」を言い訳にしない、こうした時間づくりが我が家ではとても重要ですね。

――シングルマザーと出張の多いヨガ講師を両立する毎日の中で、みづきさんにとってセルフケアになる時間はどんな時ですか。

高橋みづきさん:真っ先に思いつくことは、娘をハグして寝ることですね。これは出張帰りで遅くなった日も欠かせません。

ひとりの自分に戻る時間も私を支えています。たとえば、地元に帰ったら、一番近いカフェの店員さんと話す時間が好きです。
この2つの時間は私のセルフケアになっているようです。

――最後に、20代でもがいていた自分のような若い女性や、ヨガ以外にも、仕事を息長く続けていきたい女性へ、みづきさんらしい声がけのスタイルでメッセージをお願いします。

高橋みづきさん:これは新人ヨガ講師たちにも伝えていることですが、どんな人でも必ず輝ける場所があって、必ず誰かの力になるパワーを持っています。過去の自分ではなく、これから出会う自分で、ひとつひとつ道を選んで進んでみてください。ダブルワークをしていてもいいし、行き先を変えてもいい。格好よくなくていいから、「自分が夢中になれているか」を何よりも大切に進んでほしいと思います。私はそれが必要な人に必要なタイミングで届くよう、応援し続けるヨガ講師活動をしていきます。

働く子育てママさんに対しては・・・まだ30年弱しか生きていない私ですが、今はあきらめてもいいんだよ、だけどまた必ず戻ってこれるよ、と声をかけたいです。今はいったんあきらめるけど、必ず戻ってくるという気持ちで生きてみるのはいかがでしょう。

私は、たとえば大きな案件をいただいた時も、娘の予定を確認して、預け先が見つからなかったり、行事が重なっていたりすれば、お断りすることがあります。「ママだからあきらめなければ」ではなく「今回のあきらめは、また歩き出していくためだ」と自分にも声がけしているんです。

もう一つ、様々な形でヨガの仕事をしていますが「逃げ先」をいくつか作っておくというのも、全く格好悪い選択ではないと思っています。

あきらめていいし、逃げていい。でも、また戻ってこれるよ。ここで経験できなかったことは、私はまた別で経験するから大丈夫。誰かに声かけしてあげるように、自分にもそう声かけしてあげることが、自分にやさしい選択をすることかなと思います。

Profile : 高橋みづきさん

愛知県生まれ 産後の心と体の変化、親族の手術・リハビリに触れる中で、「もっとヨガを日常に」をスローガンとし、ヨガ講師活動を開始。ヨガを気軽に始めていただくために、ヨガスタジオ以外の場所でもヨガクラスを提供しながら、「Yoga Start Up」でヨガ取得~5年未満の講師をサポートするヨガ人材育成活動を行う。
月初から21日間、毎朝開講する「21 day yoga challenge」を主宰。

インナーケアアイテムブランド「Change/me」定期購入者向けにヨガレッスンを担当。
プライベートでカイロプラクティックの勉強を続けている。

セミパーソナルヨガサロン「Cocon」

instagram: @miiiiyoga
YouTube チャンネル: https://www.youtube.com/@Fromme.online

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