「何をしても痩せない…」原因は“下腹のこり”だった!こりをほぐしてスッキリボディになれる3ポーズ
どれだけ食事制限や運動をしても「なぜか下腹だけが痩せない」と感じていませんか?その原因は、脂肪ではなく“下腹の凝り”にあるかもしれません。長時間のデスクワークや浅い呼吸、姿勢のクセによって下腹の筋肉が硬直すると、血流やリンパの流れが滞り、代謝もダウン。結果として「頑張っても痩せない」停滞モードに陥ってしまうのです。ヨガのアプローチで下腹をしなやかにほぐすと、内臓機能が活性化し、代謝や巡りが改善。痩せやすい体質へと近づけます。今回は、その具体的な原因とヨガでできるアプローチをご紹介します。
「下腹のコリ」があるとなぜ痩せない?
下腹が硬くこわばっていると、実は脂肪燃焼に必要な「血流」と「代謝」に大きなブレーキがかかります。凝りによって筋肉や筋膜が緊張すると、その下にある血管やリンパ管、さらには腸などの内臓の働きまでも圧迫してしまいます。その結果、
・栄養や酸素が細胞に届きにくい
・老廃物や余分な水分が滞る
・内臓の位置が下がりぽっこりお腹を招く
といった状態が起こりやすくなります。
さらに、放っておくと腰痛や下半身のむくみ、生理痛の悪化などの原因にもつながるため、ダイエットだけでなく日常の不調にも直結します。
つまり「痩せないのは意志が弱いから」ではなく、まずは“下腹のコリ”をゆるめて巡りを回復させることが、痩せやすい体づくりと不調改善の第一歩になるのです。
「下腹のコリ」解消にヨガが効果的
ヨガは呼吸とともに体をしなやかに動かすことで、筋肉の緊張をゆるめ、血流やリンパの巡りを整えてくれます。特に下腹部まわりのポーズは、深い呼吸によってインナーマッスルや腸腰筋をほぐし、固まった下腹のコリを解消するのに最適です。また、ヨガのゆったりとした動きは自律神経を整え、内臓機能をサポート。下腹の硬さからくる「痩せにくさ」だけでなく、腰痛やむくみ、生理痛などの不調改善にもつながります。続けて実践することで、下腹がスッキリと引き締まり、全身の代謝アップにも効果が期待できます。
“下腹の凝り”ほぐすスッキリヨガ
STEP1.下腹をほぐしてスッキリ!寝ながらできる「片脚レッグレイズ」
下腹のインナーマッスルを刺激し、コリをほぐしてぽっこりお腹やむくみ解消に役立ちます。
<やり方>
1)仰向けになり、両腕は体の横に置いて手のひらを床に向ける。
2)両脚をそろえたまま、ゆっくり片脚を床から持ち上げ、天井に向けて伸ばす。
3)もう一方の脚は床に伸ばし、腰が反らないように下腹を軽く引き締める。
4)深い呼吸を続けながら、下腹部がじんわり働いているのを感じる。
5)5呼吸キープしたら、ゆっくり脚を下ろし、反対側も同様に行う。
STEP2.下腹の巡りを整える「ツイストランジ」
下腹からウエストまでを大きくねじることで、血流とリンパの流れを促し、内臓の働きをサポートします。
<やり方>
1)両足を前後に大きく開き、前脚を曲げてランジの姿勢になる。
2)背筋を伸ばし、両手を胸の前で合掌。
3)息を吐きながら体を前脚の方へねじり、肘を太ももの外側に引っかける。
4)視線を斜め上に送り、5呼吸キープ。
5)吐く息でゆっくり正面に戻り、反対側も同様に行う。
STEP3.下腹をのびやかに解放する「ハイランジ」
硬くなりやすい股関節と下腹部を心地よく伸ばし、姿勢改善と代謝アップに役立ちます。
<やり方>
1)両足を前後に大きく開き、前脚を曲げて膝がかかと真上に来るように調整する。
2)後脚はかかとを上げてつま先立ち、脚の付け根からしっかり伸ばす。
3)息を吸いながら両腕を頭上に伸ばし、胸を引き上げる。
4)下腹から股関節がのびる感覚を味わいながら、5呼吸キープ。
5)吐く息で手を下ろし、脚を入れ替えて反対側も行う。
▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼
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