「顔は覚えられるのに名前は覚えられない…」視覚優位タイプの人におすすめの瞑想法

 「顔は覚えられるのに名前は覚えられない…」視覚優位タイプの人におすすめの瞑想法
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視覚優位タイプにおすすめの瞑想法

視覚を通して学習する人、見て学ぶのを得意とする人。視覚に重点を置いた瞑想は、ア ーティスト、画家、デザイナーといった人たちにもっとも取り入れやすい方法だろう。顔は覚えていても名前が思い出せないという人は、視覚を通して学習するタイプであることが多い。この練習法が向いているだろう。

具体的な瞑想方法

1.まず楽な姿勢で座る。背骨をまっすぐにして目を閉じ、体を徐々に落ち着かせる。呼吸に意識を向ける。入ってきたり、出ていったりする呼吸が、リラックスした自然なリズムになるまで観察する。それから意識を背骨に向け、安定した骨盤下部から頭頂部までが内側から支えられているのを感じる。ひと呼吸ごとに背骨の骨と骨の間のスペースが少しずつ広がっていくよう、ゆっくりと背骨を伸ばしていく。

2.次に、自分の背骨が固い組織から輝きを持つ暖かい一筋の光になっていく様子をイメージする。窓や木の幹や葉を通して射し込んでくる光と同じように、暖かく、輝いている一筋の光が背骨を満たしている様子を思い浮かべてみよう。

3.私たちは、体を高密度の物質だと捉えがちだが、背骨が発する光の輝きによって、どんな重いものも溶かされ、すべての細胞が光に満たされている様子をイメージできるだろうか? 自分がより明るく輝くよう、光のイメージが存在全体に注がれていく様子に意識を集中しながら、5~10分瞑想しよう。

取材・文/ノラ・イサック
ヨガジャーナル元編集者。現在はヘルス&ウェルネス専門のフリーランスのライター。

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Text by Nora Isaacs
Translation by Yuko Artwasser
yoga Journal Vol.22掲載



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