スマホ前かがみは骨盤にも影響?立ち姿・歩き方・だるさを改善、骨盤まわりから整える簡単ストレッチ
スマホを長時間使い前かがみの姿勢が続くと、背中が丸くなるだけでなく、骨盤の状態にも影響します。スマホ時間が長い人は、簡単なストレッチで骨盤をリセットする習慣を取り入れましょう。
スマホ前かがみは背中だけでなく、骨盤にも影響
スマホを長時間操作すると、背中が丸くなったり姿勢が悪くなることは想像しやすいですよね。けれども、背中が丸くなっているときは、背骨の中央だけでなく下部も丸まり、骨盤が自然に後ろに傾いた状態になっています。
この姿勢では、お腹や股関節の前側の筋肉は縮み、お尻や腰の筋肉は伸びたままになるため、骨盤を立てる筋肉が働きにくくなります。その結果、後傾した姿勢が固定され、腰痛やポッコリお腹につながることがあります。その他にも、骨盤の後継によって、立ったときや歩くときのバランスが崩れ、疲れやすさやO脚の原因になることもあります。また、骨盤の傾きによって筋肉の働きが偏るため、慢性的なだるさや肩・腰のこりを感じやすくなることも。
これらの不調を予防・改善するには、骨盤まわりの筋肉をまんべんなく動かし、後傾した骨盤を本来のニュートラルな状態に戻すことが大切です。簡単なストレッチで、骨盤をリセットする習慣を取り入れてみましょう。
初心者でも簡単にできる骨盤リセット「キャットアンドカウ」
そこで今回は、ヨガの「キャットアンドカウ」のポーズをご紹介します。骨盤を前後に動かしてリセットに効果的なポーズです。シンプルな動きなので、呼吸に合わせてゆっくりと丁寧に動くのが効果アップのポイントです。
やり方
1)四つ這いになる。肩の下に手、腰の下に膝を置き、目線を真下に向けて背中をまっすぐに保つ。
2)息を吸いながら背中を反らし、骨盤を前に傾ける。胸を少し前に突き出して目線を少し上げる(カウポーズ)。
3)息を吐きながら両手でしっかりと床を押して背中を丸め、骨盤を後ろに傾ける。お腹を引き締める感覚を意識(キャットポーズ)。
4)この動きを10回ほど繰り返す。
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