二段尻よ、さようなら!お尻と太ももが同時に引き締まるかんたんエクサ

二段尻よ、さようなら!お尻と太ももが同時に引き締まるかんたんエクサ
photoAC

下着からはみ出る「第二のお尻」、気になりますよね。お尻と太ももの境目があいまいになると、脚が短く見えたり、下半身がずっしり重たい印象になってしまいます。でも大丈夫!ちょっとした工夫で本来の丸みと境界線を取り戻すことができますよ。

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"第二のお尻"ができる原因

下半身の筋肉
イラストAC

加齢や運動不足により大殿筋やハムストリングスといった下半身を支える筋肉が弱ってくると、丸くおさまっていたお尻が横広がりに垂れてしまいます。

股関節の動き イラスト
イラストAC

とくに、大殿筋はお尻のもっとも大きな筋肉で、股関節を伸展(脚を後ろに引く動き)・外旋(外にひねる動き)する働きがあります。この大殿筋が衰えると、お尻の下側が支えられなくなり、脂肪が下垂して太ももに流れ込むような状態に。その結果、本来ひとつであるはずのお尻が「二段」に見えてしまうのです。

さらに、座りっぱなしの生活も良くありません。長時間座っているとお尻が圧迫され、血流やリンパの流れが滞りやすくなります。むくみや老廃物の蓄積によって下半身全体が重たく見え、二段尻を助長してしまいます。

第二のお尻をなくす方法

解消のカギは、大殿筋下部をしっかり働かせること。股関節を「外旋」しながら「伸展」する動きが効果的です。つまり、脚のつけ根を少し外回しにした状態で後ろに持ち上げる動作。この動きによって大殿筋の下側が引き締まり、ヒップラインと太ももの境目がくっきりしてきます。

さらに、うつ伏せ姿勢で股関節外旋・伸展を行うことで、脚が心臓より高い位置に持ち上がります。すると、下半身の血流が促され、老廃物を運ぶ静脈の流れがスムーズになります。むくみが改善されることで、ふくらはぎや太ももまでスッキリと引き締まって見えるのです。「ヒップアップ」と「美脚」を同時に叶える一石二鳥のエクササイズなんですよ。

うつ伏せヒップエクササイズ

うつ伏せヒップエクサ
photo by Yukari Takayama

1)うつ伏せになり、足を肩幅程度に開く。つま先は軽く外に向け、股関節を外旋させた状態をつくっておく。

2)膝を伸ばしたまま、右足をつけ根からゆっくり持ち上げて8カウントキープ。

3)ゆっくりと下ろし、反対の足も同様に行う。左右交互に5セット繰り返す。

4)最後に両足を同時に持ち上げ、8カウントキープ。お尻全体がギュッと引き締まる感覚を味わう。

ポイント
足を上げる時は、腰を反らさずにお尻の下部を使う意識で股関節を動かしましょう。使う部分を意識することで、その部分にしっかり効いてきますよ。

▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼

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