【管理栄養士考案】食べるほどみるみる腸が元気に!冷凍食材でできる簡単「腸活スープ」

【管理栄養士考案】食べるほどみるみる腸が元気に!冷凍食材でできる簡単「腸活スープ」
photo by Watari Mirei
亘美玲
亘美玲
2025-09-06

冷凍食材を活用した「腸活スープ」は、時短・簡単・栄養補給が同時に叶う現代生活にぴったりなメニューです。腸内環境をととのえる食材を手軽に美味しく摂れるコラムと、すぐ作れるおすすめレシピを紹介します。

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冷凍食材で腸活 ― 解説とメリット

冷凍野菜は旬の栄養をそのまま保持しているため、時短調理で効率よく食物繊維やビタミンを摂取できます。また、不溶性・水溶性食物繊維の両方がしっかり摂れ、便秘ケアや腸内の善玉菌サポートにも役立ちます。発酵食品や大豆、きのこを追加すればさらに腸活効果アップ。

腸活ポイント

・きのこ類やブロッコリー、ほうれん草、枝豆、根菜などの野菜を選ぶと食物繊維が豊富。
・塩麴・味噌・ヨーグルトなど発酵食品を加えると腸活効果が高まります。
・出汁やスパイスを活用し、塩分は控えめに。減塩は、腸内環境の改善に働きかけると言われています。

シンプル腸活スープのすすめ

調理や後片付けの手間も少なく、忙しい朝や疲れた夜にもぴったりな健康メニュー。少ない材料でも、組み合わせ次第で腸活に効果的な栄養素をしっかり摂取できます。

基本となる食材の例

【冷凍きのこ】:食物繊維とビタミンDが豊富で腸内の善玉菌を助けます。

【冷凍にんじん】、【冷凍玉ねぎ】など:プレバイオティクスとして最適。

【冷凍大豆】や【冷凍シーフード】を加えることで、たんぱく質も補給。

レシピ案:冷凍きのこ・にんじん・大豆の腸活スープ

【材料(1人分)】

冷凍きのこミックス 50g

冷凍にんじん 30g

冷凍大豆 30g

出し汁(または水+顆粒だし小さじ1/2) 200ml

塩麴 小さじ1

材料
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【作り方】

鍋に全ての冷凍食材と出し汁を入れ、中火にかける。

鍋に
photo by Watari Mirei

沸騰後、弱火で5分ほど煮る。塩麴味を整えて完成。

塩麹
photo by Watari Mirei

食材を選ぶポイント

今回使用した食材は、すべて冷凍ストックができるため、作りたいときにすぐ取り出せて使えます。仕上げに塩麹を使うと、口当たりもよく味わい深いスープになります。他にも、ごぼう+たまねぎ+酒粕や、根菜+きのこ+たんぱく源など3品の組み合わせもおすすめです。

まとめ

3つの冷凍食材だけでできる腸活スープなら、継続しやすく毎日のお通じや体調管理にも役立ちます。ぜひ冷凍庫に常備して、日々の腸活にご活用ください。

【参考文献】

Hypertension. 2020 Jul;76(1):73-79.  doi: 10.1161/HYPERTENSIONAHA.120.14800. Epub 2020 Jun 1.

Modest Sodium Reduction Increases Circulating Short-Chain Fatty Acids in Untreated Hypertensives: A Randomized, Double-Blind, Placebo-Controlled Trial

Li Chen 1, Feng J He 2, Yanbin Dong 1, Ying Huang 1, Changqiong Wang 2, Gregory A Harshfield 1, Haidong Zhu 1

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