【冷凍ブルーベリー】そのまま食べたら損!もっと腸が整うちょい足し食材とは?管理栄養士が解説

 【冷凍ブルーベリー】そのまま食べたら損!もっと腸が整うちょい足し食材とは?管理栄養士が解説
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藤倉詩織
藤倉詩織
2025-03-23

実は、果物の中でも食物繊維を多く含んでいる「冷凍ブルーベリー」。冷凍庫にストックしておけば、食べたいときにサッと準備できる、便利な食材ですよね。そんな冷凍ブルーベリーをより腸活向きに楽しむなら、ほかの食材を「ちょい足し」してみるのがおすすめです。今回は、一緒に食べるとさらに腸活に役立つ「冷凍ブルーベリー」のおすすめの組み合わせを紹介します。

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冷凍ブルーベリーが腸内環境を整える?

冷凍ブルーベリーに含まれる食物繊維やアントシアニンは、腸内環境を整える効果が期待されています。

食物繊維

食物繊維は、腸内の善玉菌のエサになったり、便通をスムーズにしたりすることで、腸の健康をサポートする栄養素です。ブルーベリーには、100gあたり3.3gの食物繊維が含まれています。

アントシアニン

ブルーベリーに含まれるアントシアニンは、抗酸化作用があることで知られています。このアントシアニンには、腸内環境を整える可能性が示唆されており、現在研究が進められています。

冷凍ブルーベリーは「ちょい足し」で腸活に役立てよう!

冷凍ブルーベリーは、そのまま食べるだけでなく、ヨーグルトやシリアルに加えることもありますよね。そうした食べ方の場合、1回で食べる冷凍ブルーベリーの量は、およそ20g。ただ、これだけでは食物繊維の摂取量としては少なめです。

そこで、「腸活」を意識するなら、冷凍ブルーベリーにほかの食材を「ちょい足し」するのがおすすめです。ここからは、腸活をサポートする冷凍ブルーベリーとのおすすめの組み合わせを紹介します。

冷凍ブルーベリーと組み合わせるなら?おすすめちょい足し食材

冷凍ブルーベリー
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冷凍ブルーベリーに、腸活に役立つ食材をプラスしてみましょう。ここでは、冷凍ブルーベリーと相性の良いおすすめの組み合わせを3つ紹介します。

冷凍ブルーベリー×ヨーグルト×甘酒(濃縮タイプ)

発酵食品のヨーグルトと甘酒をプラスすると、腸にうれしい組み合わせに。ヨーグルトには乳酸菌やビフィズス菌が含まれており、腸内の善玉菌を増やす働きが期待できます。さらに、甘酒にも便通をサポートする働きが期待されています。

市販の濃縮タイプの甘酒を使えば、少量でも自然な甘みが加わり、食べ応えもアップ!ヨーグルトに濃縮タイプの甘酒を混ぜて、冷凍ブルーベリーをトッピングすれば、いつものブルーベリーヨーグルトがグッと腸活向きになります。

冷凍ブルーベリー×アーモンドミルク、オーツミルク

アーモンドミルクやオーツミルクは植物性ミルクのひとつで、食物繊維を含むのが特徴です。冷凍ブルーベリーとアーモンドミルク(オーツミルク)、はちみつをミキサーにかけ、簡単スムージーに。さらに、バナナを組み合わせるのもおすすめです。より食物繊維が摂れるだけでなく、ほどよい甘みが加わり、スムージーとしても飲みやすくなります。

冷凍ブルーベリー×グリーンキウイ

冷凍ブルーベリーとグリーンキウイは、どちらも食物繊維が多い果物です。食物繊維だけでなく、ビタミンCも摂れるので、美容面が気になる方にもおすすめです。

まとめ

冷凍ブルーベリーは、食物繊維やアントシアニンを含み、腸活に取り入れやすい果物のひとつ。今回は、腸内環境を意識する方にぴったりの組み合わせを紹介しました。毎日の食事に取り入れるアイデアとして、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

【参考文献】

・文部科学省,日本食品標準成分表(八訂)増補2023年

・日本人の食事摂取基準(2025年版)

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