「ネバネバ×海藻」で腸活!夏の胃腸を内側から整える【つるむらさきとわかめのおひたし】レシピ
暑い夏は、食欲が落ちたり消化機能が弱ったりしやすいもの。そんな時におすすめなのが、つるむらさきとわかめを使った「ネバネバ×海藻」お浸しです。つるむらさきのネバネバ成分が胃腸をやさしく包み込み、わかめのミネラルやフコイダンが腸内環境を整える助けになります。手軽に作れるので、暑さで疲れた体を内側からケアできますよ。
「ネバネバ×海藻」の胃腸ケアポイント
つるむらさきは熱帯アジア原産の葉野菜で、日本では夏が旬。暑さに強く、葉は厚みがあり、少しヌメリのある独特の食感が特徴です。真夏でも元気に育つため、“夏の栄養補給野菜”ともいえる存在です。
つるむらさきのネバネバ成分

つるむらさき特有のネバネバは、「水溶性食物繊維(ペクチンや多糖類)」によるもの。これらは胃や腸の表面をやさしく覆い、刺激から守る働きがあります。さらにペクチンは水分を抱え込む性質があるため、便をやわらかくし、スムーズな排便を助けてくれるのも特徴です。また、水溶性食物繊維は腸内細菌のエサとなり、腸内フローラのバランスを整えるのにも役立ちます。夏の食欲不振や胃の疲れを感じやすい時期の、心強いサポート成分といえますね。
わかめのミネラルとフコイダン

わかめには「カリウム」や「マグネシウム」といったミネラルが豊富で、夏の汗で失われがちな成分を補ってくれます。さらに、わかめ特有の成分であるフコイダンは、腸内環境を健やかに保つ働きも期待大です。ネバネバ野菜と海藻を組み合わせることで、胃腸を守りながら腸活できるお浸しに仕上がります。冷蔵庫で冷やしておけば、暑い日でもさっぱりと食べられるのもうれしいポイントです。
「つるむらさきとわかめ」のお浸し(調理時間:5分)

【材料 2人分】
・つるむらさき ‥‥‥‥‥‥‥100g
・乾燥わかめ ‥‥‥‥‥‥‥‥ 5g(戻すと約20g)
・いりごま‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 少々
・麺つゆ(2倍濃縮タイプ) … 大さじ2
・水 …‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥50〜60ml
【作り方】
1. つるむらさきは1分ほど茹で、水を切って4cm幅に切る。

2. 乾燥わかめは水で戻し、水を切って食べやすい大きさに切る。
3. 麺つゆと水を混ぜ、お浸しのつゆを作る。
4. 1と2をつゆに浸して冷やし、味をなじませる。

5. 器に盛り、いりゴマを散らす。
素麺や冷奴の具にも
麺つゆにもネバネバの成分が染み込んだお浸しは、素麺や冷奴の具にしてもピッタリです。つるりとしたその喉ごしが、爽やかな涼感を与えてくれますよ。腸活になる「ネバネバ×海藻」お浸し、暑い夏のお昼ごはんにどうぞ。
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