暑さでだるい、食欲がない日におすすめ。管理栄養士発・夏のご自愛スープごはん「豆腐とアジの冷や汁」

暑さでだるい、食欲がない日におすすめ。管理栄養士発・夏のご自愛スープごはん「豆腐とアジの冷や汁」
Saki Takanami
高波紗希
高波紗希
2025-07-29

体の栄養だけでなく、心にも栄養を。心で味わいほっと自分に還ってこられるようなスープのレシピを、管理栄養士の高波紗希さんに連載形式で教わります。

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梅雨明けからじわじわと続く暑さに、気づけばちょっと食欲がなくなっていたり、なんだか体が重かったり…そんなとき、私はいつも「冷や汁」を作ります。「暑さでだるい」「食欲がない」「でもちゃんと栄養はとりたい!」そんな想いにぴったり寄り添ってくれる、やさしい夏のごはんです。今回はアジの干物を使いますが、火を使うのが億劫なときは、家に常備しているサバ缶(水煮)でも簡単に作れます!この夏に是非、取り入れてみてくださいね。

「冷や汁」の効果効能

からだにやさしいたんぱく質はしっかり

冷たい料理は胃腸に負担がかかりやすいと言われていますが、冷や汁は「発酵食品×良質なたんぱく質」の組み合わせで、消化のサポートにも◎。豆腐とアジで、植物性・動物性たんぱく質をバランスよく補えます。

夏バテ対策にこそ「味噌」

古くから日本人を支えてきた、日本の伝統発酵調味料である味噌には、ナトリウムやカリウムが含まれ、じんわり汗をかくこの季節の“ミネラル補給”に最適!冷たい温度だとしても、懐かしいだし汁と味噌の組み合わせは、どこかホッと安心させてくれますよね。

薬味で食欲UP

みょうがや大葉の爽やかな香りの「ピリルアルデヒド・αピネンなど」が自律神経に働きかけ、落ちかけた食欲をふっと呼び戻してくれます。

夏のご自愛スープごはん「豆腐とアジの冷や汁」の作り方

 材料(2人分)

•木綿豆腐....150g

• アジの干物....1尾(焼いてほぐす)※ サバ缶の固形部分で80〜100gで代用もできます

• きゅうり....1/2本

• みょうが....1本

• 大葉....2枚

• 白ごま....小さじ1

• 味噌....大さじ2.5〜(お好みで調整)

 ※味噌を香ばしくしたいときは、アルミホイルに広げてグリルで焼いても◎

• だし汁....400ml(お好みで調整)

• 冷やごはん....2膳分

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Saki Takanami 

作り方

①きゅうりと茗荷は薄く輪切りに、大葉は千切りにする。アジの干物はグリルなどで焼いて、骨を取ってほぐす。

②ボウルに味噌とだし汁を加えて味噌をのぼしたら、豆腐(手でざっくり崩して)、ほぐしたアジ、白ごまを入れて混ぜる。※すり鉢がある場合は、白ごまを軽くすりつぶす。

③きゅうり、みょうが、大葉も加え、やさしく和え、冷蔵庫でよく冷やし、冷やごはんにかけて完成。

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