暑い季節は「くびれ」がなくなりやすい?→椅子に座りながら【3分エクササイズ】でお腹の筋肉を総動員

暑い季節は「くびれ」がなくなりやすい?→椅子に座りながら【3分エクササイズ】でお腹の筋肉を総動員
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高木沙織
高木沙織
2025-08-24

体力が削られて、グッタリするような暑い日が続いています。こんな日は、正しい姿勢をキープすることも、温かい飲み物・食べ物を取ることも難しく感じられるかもしれません。ですがその結果…、「くびれ」が消失してしまうとしたら? ここでは、まさに今のような暑い季節に「くびれ」がなくなってしまう主な原因と、効果的に「くびれ」を作るエクササイズのやり方をご紹介! ぜひ、参考にしてみてくださいね。

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暑い季節は「くびれ」消失の危機…原因と対策は?

暑い日は少し動いただけでも体力が削られて、グッタリしてしまいがちです。座っている時だけでなく、立っている時も猫背の姿勢になっていたり、冷たい飲み物・食べ物に手が伸びたりしてお腹を冷やしている人は少なくないはず! 実はこの2つ、「くびれ」をキープしたい人にとっては要注意項目なんです。

まず猫背ですが、これは骨盤がうしろに傾いてお腹に力が入らない姿勢です。猫背の姿勢がクセになると、お腹まわりの筋肉が弱くなることが考えられます。そしてお腹を冷やすことでは、内臓が冷えて代謝が下がり、お腹まわりに脂肪がつきやすくなります

くびれがあっても、そうでなくても自分の体が好きであればそれが一番! だけれども、くびれがあることでもっと自分を好きになれる、自信がつくという人には、「ツイストシットアップ」をおすすめします。

仰向けで体幹をねじり、左ひじを右ひざにタッチさせる「ツイスト・シットアップ」では、右の内腹斜筋と左の外腹斜筋が働きます(反対側も同様)。また、体幹を屈曲(前に丸める)させる動きでは腹直筋が働き、さらには呼吸を合わせることで腹横筋まで総動員されるため、くびれ作りにピッタリなエクササイズなんです。

<くびれを作る筋肉とその働き>

腹斜筋(外腹斜筋・内腹斜筋):上体を斜めにねじる腹筋運動で使われる脇腹の筋肉
腹直筋:肋骨と骨盤を近づけ、腰を丸める動きで使われるお腹のちょうど中央にある筋肉
腹横筋:お腹を大きくへこませて息を吐く時に使われるインナーマッスル。お腹を引き締めて、腰を安定させる「天然のコルセット

ここからは、椅子に座りながらできる「ツイスト・シットアップ」をご紹介。すきま時間を有効に使いたい人や、仰向けの姿勢でおこなうとキツイ人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

【くびれる3分エクササイズ】椅子に座っている時間を有効活用して、美腹作り!

<やり方>

くびれエクササイズ①
Photo by Saori Takagi

1)椅子に浅く座り、頭のうしろで手の指を組む。足は腰幅の1.5倍ほど開いておくと、姿勢が安定しやすい

座る時のポイント:手でお尻のお肉をかき分けて、左右の座骨(お尻の下のほうにある尖った骨)に均等に体重を乗せる。土台を安定させ、骨盤を起こす

くびれエクササイズ②
Photo by Saori Takagi

2)息を吐きながら上体を右にねじり、左ひじと右ひざをタッチ。背中を軽く丸めて、左脇腹が縮み、右脇腹が伸びるのを意識する

ねじる時のポイント:ヘソ~みぞおちのあたりを意識してねじり、胸や顔だけがうしろを向かないように! お腹を大きくへこませながら息を吐くと、インナーマッスル・腹横筋にもスイッチが入って引き締め効果UP

くびれエクササイズ③
Photo by Saori Takagi

3)息を吸いながら上体を正面に向け、右足を下ろしたら、次の吐く息で左にねじる<回数:10回×3セット>

呼吸に合わせてゆっくり体を動かすのがコツ! 1分間で、左右交互に10回ねじるペースが目安です。

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くびれエクササイズ①
くびれエクササイズ②
くびれエクササイズ③