消えたくびれを取り戻せる!肘と膝をタッチする脇腹シェイプエクササイズ【寝たままの姿勢でOK】

消えたくびれを取り戻せる!肘と膝をタッチする脇腹シェイプエクササイズ【寝たままの姿勢でOK】
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須藤玲子
須藤玲子
2025-07-26

「気づいたら、お腹と腰まわりがひと続きに…」「いつの間にかくびれが消えた…」そんな体型の変化を感じるのは、年齢のせいだけではありません。実は脇腹の筋肉が使われなくなっていることが原因の一つ。そこで今回は、ちょっとした意識でしっかり効く、寝たままできるエクササイズをご紹介します!脇腹の筋肉を動かして、自分の力でくびれを取り戻しましょう!

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くびれがなくなったのはなぜ?

くびれがなくなる最大の原因は、脇腹の筋肉が使われなくなること。デスクワークやスマホ操作が増える現代では、体をひねったり、横に倒したりする動きが極端に減っています。そのため、脇腹にある腹斜筋が働かない状態に…。

特に40~50代は筋肉量が自然と落ちていく年代。放っておくと、脂肪が溜まり、くびれのない寸胴体になってしまうのです。

くびれを取り戻すには脇腹=腹斜筋を意識して

腹斜筋は、脇腹に沿って斜めに走る筋肉で、以下のような大切な役割を担っています。

腹斜筋
イラストAC

● 体をひねる(回旋)
体を横に倒す(側屈)

体幹を安定させる(姿勢の維持)

内臓を支え、正しい位置に保つ(ぽっこりお腹予防)

ウエストラインにメリハリをつくる(くびれを作る)

つまり、腹斜筋は綺麗なくびれのあるウエストラインをつくる主役の筋肉。普段あまり使わない部分だからこそ、意識して動かせばしっかり効果があります。

しなやかに動かすことで、血流も代謝もアップし、脇腹の脂肪も落としやすくなるのです。

寝たまま肘と膝をタッチ!腹斜筋が目覚めるくびれ復活エクササイズ

今回は寝たままの姿勢でできるエクササイズをご紹介します。運動が苦手な方でもできるので、ぜひやってみてくださいね。

<やり方>

右肘を床につき、両膝を曲げて体を右に倒し、横向きにした体勢
Photo by Reiko Sudo

1)右肘を肩の真下について、上体を浮かせた横向きで寝る。両膝を軽く曲げて、左手は後頭部に添える

右肘を床につき、両膝を曲げて上体を右に倒した横向き寝の姿勢から右肘で床を押し、左体側を伸ばして胸を開いた体勢
Photo by Reiko Sudo

2)息を吸いながら右肘で床を軽く押しながら胸を開き、左脇腹を伸ばす

右肘を床について右に体を倒した横向き寝の姿勢から、左肘と左膝をタッチする脇腹の引き締めエクササイズ
Photo by Reiko Sudo

3)息を吐きながら、左肘と左膝を体の側面に沿わせながら寄せ合う。できれば軽くタッチするまで近づける

4)呼吸に合わせてゆっくり10回ほど繰り返し、反対側も同様に行う

肩に体重が乗りすぎると、首・肩を痛めやすいので注意しましょう。背中を丸めず、体を真横にたたむように動くのがポイントです。

回数よりも、「脇腹をちゃんと使っている」という感覚を大切に!無理せず、自分のペースで行なってくださいね。

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腹斜筋
右肘を床につき、両膝を曲げて体を右に倒し、横向きにした体勢
右肘を床につき、両膝を曲げて上体を右に倒した横向き寝の姿勢から右肘で床を押し、左体側を伸ばして胸を開いた体勢
右肘を床について右に体を倒した横向き寝の姿勢から、左肘と左膝をタッチする脇腹の引き締めエクササイズ