腸がどんどんキレイになる「冷凍きゅうり」の食べ方【管理栄養士が解説】
夏が旬の「きゅうり」みずみずしくておいしい反面、「まとめ買いして傷ませてしまった…」「家庭菜園で採れすぎて冷蔵庫がパンパン!」なんて経験ありませんか? そんなお悩みを解決するには「冷凍きゅうり」がおすすめです!冷凍保存をすれば、鮮度を保ったままいつでも手軽にきゅうりを食べることができます。また、きゅうりは栄養がないと思われがちですが、実は食物繊維やカリウムなど腸をキレイにしてくれる成分が含まれています。今回は「冷凍きゅうり」を使用した腸がキレイになる食べ方を管理栄養士が解説します。
「冷凍きゅうり」の腸がキレイになる栄養ポイント
きゅうりにはお通じや腸内環境を改善する効果がある食物繊維を1本あたり1.1g含んでいます。また、むくみを解消する効果が期待できるカリウムも1本あたり200mg含んでいます。ただし、どちらの成分も習慣的に摂取することで腸をキレイにする効果が期待できます。そのため保存しておけばいつでも使える「冷凍きゅうり」は腸をキレイにする習慣作りにおすすめの食材です。
※きゅうり1本あたり100gで計算
「冷凍きゅうり」の保存方法
「冷凍きゅうり」の保存方法はとても簡単です。
①きゅうりを水で洗います。
②キッチンペーパーで水分をふき取ります。
③1本ずつラップでぴったり包みます。
④冷凍用保存袋に入れて冷凍庫へ入れます。
※冷凍後は水分が抜け、塩もみきゅうりのような食感になります。和え物やすりおろし調理におすすめです。
注意点
きゅうりを冷凍保存する際は、事前によく手を洗い衛生面に気をつけましょう。また、冷凍きゅうりを切る際は、すべりやすいので気をつけて切ってください。5分ほど室温において半解凍の状態にすると切りやすくなります。
簡単!だから継続できる腸がキレイになる「冷凍きゅうり」の食べ方
きゅうりの栄養素を習慣的に摂取するには「簡単」であることもポイントです。筆者が実際に試してみた「冷凍きゅうり」の食べ方を紹介します。
豆腐と冷凍きゅうりの塩昆布和え
小口切りにした「冷凍きゅうり」と水気を切った木綿豆腐、刻んだ茗荷・大葉、塩昆布を和えて1品完成。火を使わずに作れるので暑い夏の時期におすすめです。さらに、豆腐に含まれるたんぱく質は腸の粘膜の材料となり、腸内環境を整えるサポートもしてくれます。
冷凍きゅうりのポン酢漬け
小口切りにした「冷凍きゅうり」とポン酢をポリ袋にいれて5分ほど漬けるだけで、浅漬け風になります。冷凍をすると細胞壁が壊れて短時間でも味がしみ込みます。手軽に日々の食物繊維量を増やすことができます。
冷凍きゅうりとりんごのヨーグルトスムージー
「冷凍きゅうり」とヨーグルト、りんご、はちみつで作る爽やかなスムージーもおすすめです!氷を入れなくても「冷凍きゅうり」を使えば簡単にひんやりとしたスムージーが出来上がります。ヨーグルトの乳酸菌の力でより腸をキレイにする効果が期待できます。
「冷凍きゅうり」のちょい足しで腸をキレイにする習慣を身につけよう!
腸をキレイにしたいけど、「なにからはじめたらいいかわからない」「めんどくさいことは長続きしない」そんな方もまずは1日1本の「冷凍きゅうり」を始めてみませんか?保存が効いて簡単に調理ができる「冷凍きゅうり」で、腸がキレイになる習慣を始めましょう。
参考文献:
・文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)2020年版」
・一般社団法人日本冷凍食品協会
「冷凍食品Q&A|冷凍食品の取扱い」
https://www.reishokukyo.or.jp/frozen-foods/qanda/qanda3/
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