「きゅうり」そのまま食べたら損!痩せ効果が増す「きゅうり」の食べ方とは?管理栄養士が回答

 「きゅうり」そのまま食べたら損!痩せ効果が増す「きゅうり」の食べ方とは?管理栄養士が回答
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きゅうりは低カロリーで痩せ効果のある酵素や栄養も豊富に含まれているため、ダイエットにぴったりな食材です。 ですが、そのまま食べるよりも痩せ効果の増す食べ方があるのをご存知でしょうか。この記事では、痩せ効果が増す「きゅうり」の食べ方をご紹介いたします。

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痩せ効果が増す「きゅうり」の食べ方1:生のまま食べる

きゅうり
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きゅうりには「ホスホリパーゼ」という脂質を分解する酵素が含まれています。この酵素は加熱に弱いため、きゅうりを食べる際は生のまま食べるのがおすすめです。

サラダやスティックきゅうりなどそのまま食べるのも良いですし、漬物、酢の物など調理して食べるのも良いでしょう。きゅうりは料理のレパートリーも豊富なので、生でも飽きずに食べることができます。

ただし、ダイエット中なら味付けにマヨネーズやオイル入りのドレッシングなど、脂質やカロリーの多いものは控えた方が良いでしょう。

痩せ効果が増す「きゅうり」の食べ方2:すりおろして食べる

きゅうり
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さらにおすすめなのが、きゅうりを食べる直前にすりおろすことです。きゅうりを細かくすりおろすと、きゅうりの中にある細胞膜が壊され、ダイエットにおすすめの「ホスホリパーゼ」を効率よくとることができます。

酵素は空気にも弱いため、すりおろしたらできるだけ早く食べるのがおすすめです。すりおろしたきゅうりは、冷製スープや納豆に混ぜる、ポン酢と出汁を合わせて魚などのソースになどいろいろな食べ方がありますので、ぜひお試しください。

痩せ効果が増す「きゅうり」の食べ方3:よく噛んで食べる

きゅうり
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きゅうりをよく噛んで食べると、すりおろした際と同じようにホスホリパーゼが吸収されやすくなるといわれています。

また、よく噛むことで脳の働きが活発になり、満腹中枢や交感神経を刺激する物質の量が増え、食欲を抑える「レプチン」というホルモンの分泌も促進されます。

そのため、よく噛んで食べることで食欲が抑えられ、満腹感も感じやすくなります。ひと口30回以上噛むことを目安に、きゅうりを食べる際はしっかりと噛むことを意識して食べてみてはいかがでしょうか。

痩せ効果が増す「きゅうり」の食べ方4:ぬか漬けにして食べる

きゅうり
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きゅうりをぬか漬けにすることで、きゅうりの栄養に加えぬかの持つ栄養も一緒にとることができます。

ぬか漬けに含まれる乳酸菌には腸内環境を良くする働きがあり、肥満となるリスクを減らしてくれます。また、腸内環境を改善して便秘解消や美肌効果なども期待できます。

さらに、糖質をエネルギーに変換するサポートをしているビタミンB1が増えるので、糖質の代謝もスムーズになります。ただし、塩分が高いので食べ過ぎには注意しましょう。

 

痩せ効果が増す「きゅうり」の食べ方をご紹介しました。きゅうりにはダイエット中にピッタリな栄養が含まれています。きゅうりを食べる際は、今回ご紹介した方法をぜひ試してみてはいかがでしょうか。

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AUTHOR

津端奈緒美

津端奈緒美

管理栄養士/ライター。大学卒業後、病院の管理栄養士として栄養指導などに従事しながら社会人学生として修士課程を修了し、現在は博士課程を履修中。ライターとして栄養や健康に関する分野で科学的根拠に基づいた記事やコラムを執筆している。



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