【背骨からリセット】寝たままできるベビーワニのポーズ
一日が終わる頃、背中がガチガチにこわばっているように感じることはありませんか?長時間の同じ姿勢や偏った動作が続くと、背骨まわりの柔軟性はどんどん失われ、気づかぬうちに体のだるさや不調を引き起こしてしまいます。そんなときにおすすめなのが、仰向けでひねるようにツイストする、シンプルな寝ながらストレッチ。体をひねる動きは背骨全体にやさしく刺激を与え、詰まっていた体幹まわりの滞りをじんわり解放してくれます。
どこに効く?:背骨・体幹・腰まわり
このストレッチでは、背骨を支える多裂筋や回旋筋群、脊柱起立筋などの深層筋にアプローチします。また、腰まわりの筋肉(腰方形筋や腹斜筋)にもストレッチ効果があり、腰全体の緊張をやわらげることができます。
特にツイスト動作は、背骨のねじれ・歪みを整え、左右のバランスをリセットするのに効果的。動かすことが少ない背骨のひねりの可動域をしっかりと広げることで、姿勢の改善にもつながっていきます。
ストレッチのメリット
ツイストによって背骨の動きが引き出されると、体幹の柔軟性が高まり、深い呼吸がしやすくなるという変化も。背骨は自律神経とも深い関わりがあるため、ストレッチ後には気持ちの落ち着きやリラックス効果も感じられるでしょう。
また、腰回りがゆるむことで、反り腰や骨盤の左右差が緩和されやすくなり、姿勢の乱れにもアプローチできます。背骨のしなやかさは、見た目の美しさだけでなく、疲れにくさや日常動作のスムーズさにも直結する大切な要素です。
呼吸とともに、ゆっくり深く行おう
背骨まわりの筋肉は、強く伸ばすよりも、呼吸に合わせてじんわりと伸ばすのが効果的です。無理にひねろうとせず、自然な重さに身をゆだねながら、背骨にやさしい刺激を届けるように意識してみましょう。左右差がある場合は、硬い側だけ少し長めに行うのもおすすめです。一日の終わり、心と体を整えるための“背骨メンテナンス”として、ぜひ取り入れてみてください。
ベビーワニのポーズ
<やり方>
1)右側を向いて横向きに寝転がり、股関節の正面に膝がくるようにし、膝の角度を90度に曲げます。両手を前習えの状態で手のひらを重ね、頭からお尻までが一直線になるようにします
2)なるべく両膝がズレないようにしながら、上側に来ている左腕を開いてツイストします。背中にゆったりと呼吸を広げながら心地よくキープしましょう
3)反対側も同様に行います
▼ 詳しい動きを動画で動きを確認したい方は、こちらからどうぞ ▼
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く







