ぽっこりお腹の多くの場合は「反り腰」が原因!【誰でも実感】お腹がみるみるスッキリする骨盤調整

ぽっこりお腹の多くの場合は「反り腰」が原因!【誰でも実感】お腹がみるみるスッキリする骨盤調整
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上村ゆい
上村ゆい
2025-08-06

「太っていないのに下腹部だけがぽっこり」「腹筋運動をしてもお腹が引き締まらない」。そんな悩みを抱えている人、もしかしたら、骨盤のゆがみが関係しているかもしれません。ぽっこりお腹がすっきりする、骨盤調整エクサをご紹介します。

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骨盤前傾かどうかわかる簡単チェック方法

骨盤が前に傾いて、腰のカーブが強くなった状態のことを「反り腰」と言います。まずは、自分で反り腰かどうかチェックをしてみましょう。

①仰向けに寝る
②腰と床の間に手のひらを入れる

手のひらが隙間にスルッと入ってしまう人は、反り腰傾向にあります。手が引っかかる程度であれば、理想的なカーブの状態。反対に手が入らない場合は、骨盤が後傾している可能性があります。

反り腰
イラストAC

下腹ぽっこりの原因のひとつは骨盤前傾

骨盤が前に傾いた反り腰は、お腹が前に突き出た姿勢になり、下腹がぽっこりしてしまいがちです。さらに、お腹まわりの筋肉、特に腹横筋などのインナーマッスルが衰えてしまい、内臓の位置が下がり、ますますお腹が出やすくなります。

他にも反り腰の場合は、腰のカーブが強くなるため、腰椎に大きな負担がかかってしまいます。腰痛や背中のこり、股関節のつまり感といった体の不調にもつながるので、早めに骨盤の位置を調整することが大切です。

腹筋が弱い人は骨盤前傾になりやすい

本来腰椎は、腹筋と背筋のバランスが整うことで、適度なカーブを保つことができています。しかし、腹筋と背筋のバランスが崩れ、腹筋の力が弱くなると、腰椎のカーブが大きくなってしまいます。腰椎のカーブを適度な形に戻すためにも、腹筋と背筋のバランスを整えていきましょう。

また、反り腰を改善するためは、太ももの前側にある「大腿直筋(だいたいちょっきん)」と、腰から脚の付け根にある「腸腰筋」をほぐすことも大切です。これらの筋肉が硬くなることで骨盤が前に引っぱられてしまうので、腰のカーブが強くなりがちです。

下腹ぽっこりさんに効く!「反り腰」改善エクササイズ

①両ひざを立てて床に座ります。

②両手のひらをお尻の後ろの床に下ろし、手の指先をお尻方向に向けます。

③両ひざをくっつけたまま、脚を浮かせひざを自分の方に引き寄せます。

④お腹の力が抜けないように、背筋をグッと伸ばしたまま両手で床を押しながら腸腰筋を縮めましょう。

反り腰改善エクサ
Photo by YUI

⑤両ひじを床につき、上半身を後ろに倒します。背中はまっすぐ伸ばしたまま。

⑥両ひざを伸ばし、かかとを床スレスレの位置で止めます。

⑦お腹にグッと力を入れて、腸腰筋を伸ばしていきましょう。ここまでの動きを、交互に5回ほど行いましょう。

反り腰改善エクササイズ
Photo by YUI

⑧上半身を一度起こし、再び斜め後ろに傾けます。

⑨両手で床を押しながら骨盤を立てます。お腹にグッと力を入れましょう。

⑩両ひざを曲げ、ふくらはぎと床が平行になるようにし、30秒キープします。

反り腰改善ストレッチ
Photo by YUI

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反り腰
反り腰改善エクサ
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