ちょっときついけど効果抜群!反り腰改善&ぽっこりお腹撃退ストレッチ

ちょっときついけど効果抜群!反り腰改善&ぽっこりお腹撃退ストレッチ
上村ゆい
上村ゆい
2025-06-26

立ち姿勢だと腰が反ってる気がする…、お腹が前に出て見える…。そんなお悩みを感じている方は、もしかしたら反り腰かもしれません。反り腰とは、骨盤が前に傾き、腰のカーブが強くなってしまっている状態のことで、姿勢が崩れるだけでなくぽっこりお腹の原因にもなります。そこで今回は、反り腰を改善しぽっこりお腹を撃退するストレッチをご紹介します。

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ぽっこりお腹の原因の一つ「反り腰」

反り腰
photo by illustAC

反り腰とは、骨盤が前に傾いた状態のことを言い、骨盤が前に傾くと自然とお腹が前方に押し出される姿勢になってしまいます。また、腰の反りが強くなることから、腰まわりの筋肉が常に緊張し、お腹まわりの筋肉が常に緩んだ状態になります。そして、内臓を支えているインナーマッスルが弱くなり、内臓が下がって、お腹がぽっこりしてしまいます。

さらに、腹筋群が衰えることで、姿勢が悪くなってしまいます。骨盤や背骨の位置を正しく戻し、ぽっこりお腹をスッキリさせるためにも、反り腰を改善しましょう。

反り腰に関係している3つの筋肉

人の体は本来は、緩やかなS字カーブを描いていますが、反り腰に人は腰椎の前弯(腰の反り)が強くなってしまいます。ここでは、反り腰に関係する筋肉を3つご紹介します。

脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)

背骨に沿って走る縦長の筋肉です。姿勢を維持するために欠かせない筋肉で、脊柱起立筋が緊張して硬くなってしまうと反り腰を起こしてしまいます。

腸腰筋(ちょうようきん)

上半身と下半身をつなぐインナーマッスルです。股関節を曲げる際に欠かせない筋肉で、腸腰筋が硬くなると骨盤が前に引っ張られ、反り腰になってしまいます。

腹筋群

腹筋群には、骨盤を後傾させて腰椎を後弯させる働きがあります。特に、インナーマッスルである腹横筋には、骨盤の前傾を緩和する役割があります。腹筋群が弱くなると、腰のカーブが強くなってしまいます。

反り腰改善&ぽっこりお腹撃退ストレッチ

今回ご紹介するのは、上記で説明した筋肉を緩めたり縮めたりして、骨盤を正しい位置に導いていくストレッチです。ぽっこりお腹をスッキリさせるためにも、反り腰を改善していきましょう。

硬くなった腸腰筋をほぐすヨガポーズ

<やり方>

反り腰改善ストレッチ
photo by YUI

1)右膝を立て、膝の下にかかとがくるように膝を曲げ、左脚は後ろに伸ばす。腰が反ってしまう場合は、伸ばした脚の膝の位置を前に移動しましょう

2)顔は真正面を向けたまま、両腕をバンザイする。伸ばした脚の付け根が伸びていればオッケーです。この時、腰が反らないように気をつけてください

3)呼吸をしながら2)の姿勢を30秒ほどキープ

4)反対側も同じように行う

弱った腹筋を鍛えるストレッチ

<やり方>

1)両膝を立てて、体育座りになり、両手は指先をお尻の方に向けた状態でお尻の後ろあたりに置く

反り腰改善ストレッチ
photo by YUI

2)両足を床から離します。お腹と太ももを近づける

反り腰改善ストレッチ
photo by YUI

3)両ひじを曲げ、骨盤を後ろに傾けながら、両膝を伸ばす。お腹にグッと力を入れ、両足のかかとは床から浮かせたままで少しキープをしましょう

4)2)と3)の動きを交互に5回ほど繰り返す。ゆっくりとした動きで繰り返すことで、腹筋群が鍛えられます

▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼

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反り腰改善ストレッチ
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