<体重増なのに筋肉は減>運動が苦手でもできる、更年期の筋力ダウンを防ぐ全身のプチ筋トレポーズ

<体重増なのに筋肉は減>運動が苦手でもできる、更年期の筋力ダウンを防ぐ全身のプチ筋トレポーズ
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最近体型が崩れてきた、太りやすくなってきたけれど体を動かすのはおっくうで...こんな悪循環に陥っていませんか?更年期に入ると、太りやすくなる一方で筋肉は減ってきています。まずは今ある「筋肉の衰えを防ぐ」ことから始めてみませんか?

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体重は増えるのに筋肉は減る...その理由は?

「最近そんなに食べていなくても太りやすい」「体型が崩れてきた」そんなふうに感じたことはありませんか?
それは、女性ホルモン(エストロゲン)の減少が関係しているかもしれません。エストロゲンには、脂肪のつき方を調整したり、筋肉の維持を助ける働きがあります。ところが、更年期になるとその分泌が急激に減少し、脂肪がつきやすくなり筋肉が落ちやすくなります。さらに筋肉が減ることで基礎代謝が下がり、太りやすい体質になるのです。

筋力低下が引き起こす不調とは?

筋肉が落ちることで、体の動きが不安定になりやすくなります。普段の歩行やちょっとした動作でも負担を感じやすくなったり、疲れやすくなるだけでなく、将来的には転倒や骨折のリスクも高まります。
筋肉が減ると骨も弱くなりやすく、骨粗しょう症や寝たきり予備軍になる危険性も。急に筋肉をつけることは難しくても、今ある筋肉の衰えをできるだけ防ぐことは大切です。

運動が苦手でもOK!「椅子のポーズ」で全身のプチ筋トレ

今回はヨガの「椅子のポーズ」をご紹介します。このポーズは、太ももやお尻、腹筋や背筋といった全身の大きな筋肉をバランスよく刺激できるのがポイント。膝や腰に負担が少なく、運動が苦手な方や久しぶりに体を動かす方にもぴったりです。

やり方

1)両足と両膝を揃えて立ち、両手を胸の前で合わせる。
→脚全体を引き締める

椅子のポーズ
Photo by Kayoko Yoshida

2)上半身を少し前に倒しながら、膝を曲げてお尻を斜め後ろに下げていく(後ろにある椅子に座るようなイメージで)。
両肩に力が入りすぎないように、耳から遠ざけた状態を保って、一定間隔の呼吸を保ちながらしばらくキープ。もう少し頑張れそうなら、両腕を耳の横から斜め前に伸ばしてさらに全身を安定させる。
→背中が丸くなったり、腰がそれないように腹筋や背筋を意識する。

椅子のポーズ
Photo by Kayoko Yoshida

3)両足の裏で床をしっかりと押しながら、曲げた膝を伸ばし、両腕を頭上に伸ばして全身を伸ばして最初の立ち姿勢に戻る。

椅子のポーズ
Photo by Kayoko Yoshida

 

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椅子のポーズ
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