更年期世代の筋力低下・疲れやすさ・老け見え姿勢を解消!全身引き締めに地味に効く四つ這いプチ筋トレ

 更年期世代の筋力低下・疲れやすさ・老け見え姿勢を解消!全身引き締めに地味に効く四つ這いプチ筋トレ
Adobe Stock

40代に入り、更年期に差し掛かると、なんとなく疲れやすくなったり、運動中に筋力の衰えを感じることが増えてきます。その影響で、姿勢が崩れて「老け見え姿勢」になりやすくなることも。そんな時は、動きが少なくても地味に効く四つ這いのプチ筋トレで、全身を引き締めていきましょう。

広告

体力の変化を感じやすい更年期

更年期に差し掛かると、次のようなホルモンバランスの変化や加齢に伴う身体の変化の影響が出ることがあります。

更年期
イラストAC

筋力の低下
女性ホルモンのエストロゲンは、筋肉量の維持や骨の健康に深く関わっています。更年期にはエストロゲンが減少するため、筋力の低下や疲れやすさを引き起こす要因となります。

代謝の低下
加齢に伴い基礎代謝が低下し、エネルギー消費効率が悪くなることで疲れやすくなり、「痩せにくく太りやすい」と感じる人も少なくありません。

見た目姿勢への影響
整った姿勢は適度な筋肉量と筋力で維持されますが、運動不足で筋肉が衰えると姿勢が崩れやすくなります。その結果、背中が丸くなるなど、見た目に「老けて見える姿勢」になることがあります。

体を動かすことが億劫に感じたり、運動に苦手意識を持ちやすくなるかもしれませんが、適度な運動で筋肉を刺激することは、更年期の体の安定に役立ちます。今回は、少ない動きで全身にじんわりと効くプチ筋トレをご紹介します。

全身に地味に効く!四つ這いの脚あげプチ筋トレ

バランスが崩れそうになる時ほど、呼吸を意識して体を安定させることを意識しましょう。

<やり方>

四つ這い
Photo by Kayoko Yoshida

① 四つ這いになる。両手は肩幅に開き、肩の真下に手首がくるように、膝は腰幅に開いて、腰の真下に膝をつくように位置を整える。

四つ這い
Photo by Kayoko Yoshida

② 両手をついたまま右脚をあげ、できるだけ胴体と一直線になるように持ち上げる。左手に重心が寄りすぎないように、両手で均等に床を押して全身のバランスをとる。ゆっくりと数回呼吸を繰り返しながら体勢をキープする。 

四つ這いバランス
Photo by Kayoko Yoshida

③ 伸ばした後ろ脚の膝を曲げ、できるだけ膝を腰と同じ高さに引き上げ、膝が直角になるようにして前ももを伸ばす。呼吸を繰り返してキープする。

④ 右膝を下ろして四つ這いに戻り、左脚でも同じように行う。

広告

RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

更年期
四つ這い
四つ這い
四つ這いバランス