【寒暖差でだるい・疲れる…】更年期と寒暖差疲労 の関係とは?原因と自分でできる対策

 【寒暖差でだるい・疲れる…】更年期と寒暖差疲労 の関係とは?原因と自分でできる対策
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永田京子
永田京子
2025-01-06

暖房の効いた屋内から外に出ると寒さに震える、暖房の効いた部屋から廊下に出ると一気に寒さが押し寄せる…。冬はもちろん、クーラーのよく効いた真夏、朝晩の冷え込みが強くなる季節の変わり目など、寒暖差は年中身近にあります。その寒暖差が原因で、だるさや不調が引き起こされることも。更年期にはその不調がより強く感じられることもあります。今回は寒暖差疲労の原因と自分でできる対策についてお伝えします。

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季節の変わり目、冷暖房と外気の気温差が不調を引き起こす

先日このようなご相談をいただきました。

「季節の変わり目や真冬は睡眠が浅くなり、だるくなります。寒暖差疲労というのを聞いたことがありますが、対策方法はあるのでしょうか。それとも更年期なので仕方がないことなのでしょうか」(48歳・女性)

寒暖差疲労とは、文字通り、寒暖差によって疲労を感じることをいいます。寒暖差は例えば、日中は暑いけれども夜は冷えるような季節の変わり目のほか、外は10度以下、0度近くととても寒いのに、室内に入ると暖房が効いていて25度以上もあるような真冬、外は35度以上で暑いのに室内はエアコンが効いて涼しいといった真夏などの状況が当てはまります。一般的には、1日の気温差が7度以上の時に寒暖差疲労を感じやすくなると言われています。

人の体は、自律神経をフル稼働させて、気温の変化に対応して体温を調節しています。しかし、大きな気温差があると自律神経の調整が間に合わなくなり、体がだるくなったり、不調が起こりやすくなります。また、更年期の女性は女性ホルモンが急激に低下し、自律神経が乱れやすい状態にあります。そのため、寒暖差があるとより不調を感じやすくなったり、これまで季節の変わり目や冷暖房によって不調を感じることがなかったのに感じるようになることがあります。そこで今回は、この寒暖差疲労に対して自分でできるケア方法を紹介します。

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永田京子

永田京子

株式会社ウェルネスシアター代表、ちぇぶら更年期トータルケアインストラクター 1,000名を超える女性たちの調査や医師の協力を経て “更年期対策メソッド”を研究・開発・普及。口コミで広まり、企業や医療機関など国内や海外で講演を行い述べ6万人以上が受講。2018年カナダで開催の国際更年期学会で発表。著書「女40代の体にミラクルが起こる!ちぇぶら体操(三笠書房)」、「はじめまして更年期♡(青春出版社)」。



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