【更年期世代の笑顔の作り方】最近笑顔が減っていない?誰でも簡単!口角を上げて健康になる方法


むすっとした顔よりも、笑顔でいるほうが、幸せな気分になりますよね。実は笑顔には、ストレス解消や血行促進などのほか、美容効果などさまざまな効果が期待できます。とはいえ、「更年期でつらいのに笑顔なんて…」「いきなり笑顔を求められても…」など、笑顔でいることは案外難しいもの。そこで今回は、笑顔の効果についてお伝えするとともに、誰でも簡単に笑顔を作ることができる方法について紹介します。
笑顔にはストレス解消、免疫力アップなど驚くべき効果がたくさんある
皆さん、笑っていますか?
実は「笑顔」にはストレス解消、血行促進、自律神経の安定、免疫力アップ、印象&運気アップ、さらには美容効果が期待できることがわかっています。その効果について一つ一つ、まずは解説していきましょう。
笑顔の効果【1】:ストレス解消
笑顔になると、脳内の神経伝達物質である「セロトニン」が分泌されます。セロトニンは、別名「幸せホルモン」とも呼ばれ、私たちの気持ちを明るくしてくれたり、精神の安定を保ってくれたりする役割をもっています。笑うことで脳内でセロトニンが分泌され、心を穏やかにしてくれたり、日ごろのストレス自体を解消する効果が期待できます。
笑顔の効果【2】:血行促進
笑顔の効果2つ目は、血行促進、そして、代謝アップです。大笑いしているときのことを想像してみてください。大笑いしていると、息継ぎが必要になり、大きく呼吸して酸素をたくさん取り込みますよね。そして、大笑いしたら腹筋が痛くなった、なんて経験がある方も多いでしょう。酸素を取り込み、筋力も使う動作…といえば、運動と同じです。大笑いするだけで、運動に近い効果が得られるのです。そのため、大笑いは血行促進につながり、さらには代謝アップにもつながるのです。
笑顔の効果【3】自律神経の安定
自律神経が乱れるとどうなるのでしょうか。自律神経には、興奮したときに優位になる交感神経と、リラックスしたときに優位になる副交感神経があります。笑ったあとは、リラックスモードの副交感神経が優位になり、心も穏やかになることがわかっています。更年期を例に考えると、40代〜50代の女性は女性ホルモンが急激に減少します。すると、その影響を受けて、交感神経と副交感神経のバランスが取れない状態、いわゆる自律神経が乱れた状態になり、心や体に様々な症状が起こってきます。女性ホルモンの低下と自律神経の乱れによって起こる不調、これがいわゆる更年期症状です。
そのため、この更年期の時期に笑顔で過ごすことは、体調を整えるうえでもとてもおすすめです。とはいえ、心身ともにつらいなかで、「笑顔で過ごせと言われてもつらい」「そんな楽しいことはない!」という方も少なくないでしょう。そのような場合でも笑顔が作れる方法を後に紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
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