タオル一本でスッキリ!縮こまった体側がぐ〜んと伸びてコリや疲れが軽くなる簡単ストレッチ
肩や腰のつらさ、疲労感といった不調の原因には、体の側面の硬さが関係しているかもしれません。今回ご紹介するタオルを使ったストレッチで、呼吸や姿勢、日常動作にも関わる体側をやさしくほぐしましょう。
肩こりや疲れの原因は体面の筋肉の硬さ?
なんだか肩がこる、腰が重い、疲れが抜けない…。そんな日が続いていませんか?もしかするとその原因は、体の側面、つまり脇腹や肋骨まわりの硬さにもあるかもしれません。
体側には腹斜筋や広背筋など、体を横に倒したりねじったりする動きに欠かせない筋肉があります。これらが硬くなると、肋骨まわりの動きが制限され、呼吸が浅くなって疲労感やストレスを感じやすくなることも。
また、体側が硬く縮んだままだと、上半身をしなやかに保つことが難しくなり、姿勢が崩れて肩や腰に余計な負担がかかって慢性的な痛みを引き起こしやすくなる、背中が丸まりやすくなって猫背になるといったことも起こります。とはいえ、脇腹や肋骨まわりの柔軟性を日ごろ意識する人は少ないと思います。
デスクワークやスマホ操作が中心の生活では、体の動きは前後ばかりになり、側面を大きく伸ばすことがほとんどありません。その結果、知らず知らずのうちに体側の柔軟性が失われ、姿勢のゆがみや不調につながっていきます。特に40代以降は、筋肉の水分量や弾力が低下し、柔軟性を失いやすくなるため、体側のケアは健康を保つ上で大切です。
体側をゆるめるタオルストレッチ
今回ご紹介するのは、ヨガポーズ「門のポーズ」のアレンジです。両手でタオルを持って上半身をゆっくり横に倒して、腹斜筋や広背筋をじんわりと伸ばします。肋骨まわりの硬さがやわらいで、呼吸も深まりますよ。
<やり方>
1)膝立ちになり、片脚を横に伸ばす
2)タオルを両手でつかみ、息を吸いながら両腕を頭上に伸ばす
3)息を吐きながら腕を頭上に上げたまま、上半身を伸ばした脚の方へ倒す。体側の伸びを感じながら5呼吸、前後繰り返す
4)上半身を起こして腕を下ろし、反対側も同じように行う
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