【夏は実は痩せにくい季節だった!?】夏太りを予防する！基礎代謝を上げる全身に効く「夏ヨガ」

夏は基礎代謝が低下しやすい

基礎代謝とは、呼吸をしたり心臓を動かしたり、体を生きて保つために必要な最低限のエネルギー消費量のことです。基礎代謝は、体温調節とも関係があります。たとえば、冬は気温が低いため、体温維持をしようと必要エネルギー量が増加。基礎代謝が上がりやすくなります。

一方夏は、外の気温が高いため、他の季節に比べると体温維持をするためエネルギー消費が少なくてすみ、基礎代謝が下がりやすくなります。それだけでなく、冷たい食べ物や飲み物をとる機会が増えることで内臓が冷えてしまい、さらに基礎代謝を低下させてしまいます。

基礎代謝が低下すると体脂肪がつきやすい

基礎代謝が低下すると、体脂肪がつきやすくなったり、免疫力が低下し体の不調を起こしたりします。また、冷えや便秘にもなりやすく、肌荒れなど美容面にも影響が出てしまいます。

また基礎代謝は、年齢を重ねるとともに低下。暑い夏を健やかに乗り越えるためにも、基礎代謝を上げるための行動を積極的に取り入れていきましょう。

基礎代謝を上げるためには全身を動かそう！

基礎代謝を上げるためにおすすめなのは、全身をしっかり動かすことです。特に、体の中でも大きな筋肉を使うと、消費エネルギーがアップして、代謝も自然と上がりやすくなります。基礎代謝を上げる体の動かし方のポイントは、以下のとおりです。

・大きな筋肉をしっかり動かす…太もも、お尻、背中の筋肉など、大きな筋肉を動かすことで代謝が上がりやすくなります。

・姿勢を整える…姿勢が悪いと筋肉がきちんと使えなくなるため、消費エネルギーが減ってしまいます。普段の姿勢を意識することが大切です。

・呼吸を深くする…呼吸を深めることで、「呼吸筋（こきゅうきん）」などがしっかりと使われ、代謝が上がりやすくなります。

夏におすすめ！全身を動かすヨガポーズ

ヨガは、呼吸と動きを合わせることで全身の代謝を高めるほか、年齢を重ねた体にも無理なくアプローチできます。全身を使うヨガのポーズをを、ぜひ日常に取り入れてみてください。

三角のポーズ

①両脚を肩幅の1.5〜２倍ほどに開きます。左の足のつま先を外側に向け、右の足のつま先を少し内側に向けます。

②息を吸いながら、両手を伸ばして真横に広げます。

③息を吐きながら、上半身を左に傾け左手で左足首を軽くつかみます。

④右手は天井方向へ上げ、目線を右手の指先に向けます。この姿勢がきつい場合は、左手を左太ももにあてて、緩和のポーズで行ってください。

⑤呼吸を続けながら30秒ほどキープをします。反対側も同じように行います。

「体側を伸ばすポーズ」と「天を仰ぐ英雄のポーズ」

①両脚を肩幅の1.5〜２倍ほどに開きます。左の足のつま先を外側に向け、右の足のつま先を少し内側に向けます。

②ひざが内側に入らないように気をつけながら、左ひざを曲げていきます。

③左ひじを左太ももの上にのせ、右手を耳につけまっすぐ遠くに伸ばします。右体側を気持ちよく伸ばしていきましょう。

④左ひざを曲げたまま、上半身を起こし、左手で天を仰ぎます。目線は斜め上方向に向け、左の体の側面を伸ばします。

④動きを交互に3回ほど繰り返します。反対側も同じように行ってください。

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