【寝ながら10回膝を回すだけ】お腹と骨盤まわりのインナーマッスルを活性化!浮き輪肉解消エクサ

 【寝ながら10回膝を回すだけ】お腹と骨盤まわりのインナーマッスルを活性化!浮き輪肉解消エクサ
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須藤玲子
須藤玲子
2025-05-21

「浮き輪のような腰肉が気になる」「体重が減っても腰まわりだけ脂肪が落ちない」そんな悩みを抱えていませんか?年齢を重ねることで特に気になってくるのが、お腹の下の方から脇腹、腰にかけてついた浮き輪肉。今回は、寝ながらできて特別な道具も不要、たった10回膝をまわすだけ!お腹と骨盤まわりのインナーマッスルにアプローチする、浮き輪肉解消エクササイズのご紹介です。

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お腹や腰まわりにつく浮き輪肉の原因とは?

浮き輪肉の主な原因は、加齢と共に代謝が落ちて筋肉量が減ることや、運動不足により、筋肉を使う機会が少なくなること。そして、特に使われなくなるのが体の深層部にあるインナーマッスルです。内臓を支える力、体幹を安定させる力が弱くなり、姿勢も乱れやすくなります。正しい姿勢を保てなくなると、骨盤まわりの血流が滞り、更に老廃物をため込んで脂肪が溜まる結果に…。これらが積み重なり、浮き輪肉ができてしまうのです。

浮き輪肉を解消するには?

浮き輪肉を解消するには、一般的な腹筋運動だけでは不十分。鍵を握るのは、腹部と共に骨盤まわりにあるインナーマッスルで、特に意識したい筋肉は以下の4つです。

内腹斜筋:脇腹にあり、くびれを作る筋肉。ひねる動作で働く。

腹横筋:内臓を内側から支え、下腹部を引き締める筋肉。呼吸筋として息を吐く時に働く。

内腹斜筋・腹横筋
イラストAC

腸腰筋:上半身と下半身を繋ぎ、骨盤の安定に関わる筋肉。脚を持ち上げる動作で働く。

腸腰筋
イラストAC

骨盤底筋群:体の内側にあり、骨盤の下から内臓を支えるハンモック状の筋肉。排尿・排便をコントロールする役割もあり、下腹部を引き込む動作で働く。

骨盤底筋群
イラストAC

これらのインナーマッスルを効率よく使うことで、骨盤や体幹が安定します。使う機会が少なかった筋肉が目覚め、浮き輪肉解消につながります。

寝たまま膝を回すだけ!手軽にできる浮き輪肉を解消エクササイズ

寝たままできる簡単なエクササイズで、やっかいな浮き輪肉を解消!朝起きた時や寝る前など、ベッドの上でも手軽にできますよ。

〈やり方〉

1)両手を肩の高さに開いた仰向けになり、両膝を曲げ、太腿をお腹に引き寄せる

両手を肩の高さで開いた仰向けから両膝を曲げて胸に引き寄せた体勢
Photo by Reiko Sudo

2)脚を閉じたまま膝で大きな円を描くように、右にゆっくり10回まわす

両手を肩の高さで開いた仰向けから両膝を曲げて胸に吹き寄せ、膝を右に10回まわすエクササイズ
Photo by Reiko Sudo

3)左回りも同様に行う

両手を肩の高さで開いた仰向けから両膝を曲げて胸に吹き寄せ、膝を左に10回まわすエクササイズ
Photo by Reiko Sudo

反り腰にならないように注意!おへそを背中のほうに引き寄せるイメージで、下腹部を引き込みましょう。膝を回す時は、内腿と膝が離れないようにキープして、お腹や骨盤まわりの筋肉をしっかり使います。深い呼吸と共に、上体はリラックス。肩が浮いたり、体がブレたりしないように安定させることも大切です。呼吸と連動させてインナーマッスルを活性化!気になる浮き輪肉解消を目指しましょう。

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内腹斜筋・腹横筋
腸腰筋
骨盤底筋群
両手を肩の高さで開いた仰向けから両膝を曲げて胸に引き寄せた体勢
両手を肩の高さで開いた仰向けから両膝を曲げて胸に吹き寄せ、膝を右に10回まわすエクササイズ
両手を肩の高さで開いた仰向けから両膝を曲げて胸に吹き寄せ、膝を左に10回まわすエクササイズ