【50代の疲れやすさを改善】寝たまま脚を回すだけ!体幹を鍛える体力UP簡単エクササイズ

【50代の疲れやすさを改善】寝たまま脚を回すだけ!体幹を鍛える体力UP簡単エクササイズ
photoAC
須藤玲子
須藤玲子
2025-04-27

50代になり、体力が落ちて急に疲れやすくなった…。今回は、そんなあなたにおすすめ!体幹を鍛えて疲れにくい体を作る、簡単なエクササイズのご紹介です。寝たままできるので、筋力や体力に自信のない人でも無理なくチャレンジできますよ。

広告

50代になると急に疲れやすくなるのはなぜ?

歳をとると疲れやすくなるのは当然のことと理解しているけれど、50代になったとたんに、今までとは違う疲れを感じたり、急に疲れやすくなった人も多いようです。その原因はどこにあるのでしょうか?

筋力の衰え

40~50代になると、誰でも筋肉量が減り始めます。これは加齢による生理現象で、特に、運動習慣のない人は衰えるスピードも速いと考えられています。筋肉は、エネルギーを生み出す役割があるため、筋力の衰え=体力低下につながり、疲れやすさの原因となります。

女性ホルモンの減少

50代は、一般的に更年期世代と言われ、心身に大きな変化が出やすい時期です。更年期による女性ホルモンの減少は、自律神経のバランスを崩す原因の一つです。自律神経が乱れることにより、体温調節がうまくできなかったり、睡眠の質が落ちたり、その他、様々な不調が起こることもあります。その結果、急に疲れやすくなったと感じるようになるのです。

栄養バランスの乱れ

50代は、食生活にも変化が出始める時期です。加齢と共に食が細くなる人も多くなります。単純に食事の量が減るだけでなく、栄養のバランスにも偏りが出るため、体に必要な栄養素が不十分なケースも。特に、たんぱく質の不足は筋肉量の減少を招くため、疲れやすさを加速させる原因になります。

寝たまま脚を回すだけ!50代の疲れやすさを改善する体幹強化エクササイズ

体の軸となる体幹部分を鍛えて、衰えた筋力と体力UPを目指すエクササイズです。

〈やり方〉

1)骨盤を安定させ、片膝を立て、もう片方の脚を伸ばした仰向けで寝る。

左膝を立てた仰向けの体勢

2)骨盤が傾かないようにして膝を立てた脚を床から浮かせ、膝とつま先を伸ばす。

仰向けから左脚を斜め上に伸ばした体勢
Photo by Reiko Sudo

3)膝を伸ばしたまま、できるだけ大きく脚を10回程度外側に回す。

左脚を上げた仰向けから脚の付け根から左脚を大きく回す体幹強化エクササイズ
Photo by Reiko Sudo

4)同様に10回程度内側にも回す。

5)脚を入れ替えて反対側も同様に行う。

体幹の一部、下腹部も刺激されるため、ぽっこりお腹解消にも効果的なエクササイズです。
体幹部分に意識を向けること、つま先でななめの円を描くようにできるだけ大きく脚を動かすことがポイントです。脚の付け根からしっかり動かしましょう!

骨盤が左右に傾き、お尻が浮いてしまう場合は、脚の動きを小さくしたり、軽く膝を曲げてもOKです。脚の動きに引っ張られないように、調節しながら行います。または、手のひらを下に向け、お尻の下に挟んでおくと骨盤が安定します。

両手をお尻の下に敷いて左脚を斜め上に伸ばした仰向けの体勢
Photo by Reiko Sudo

体幹部分の筋力UPはもちろん、体幹が強化されることで姿勢も整います。日常の動きも楽になり、徐々に疲れにくい体に変わってくるはずですよ!
 

広告

RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

左膝を立てた仰向けの体勢
仰向けから左脚を斜め上に伸ばした体勢
左脚を上げた仰向けから脚の付け根から左脚を大きく回す体幹強化エクササイズ
両手をお尻の下に敷いて左脚を斜め上に伸ばした仰向けの体勢