脇腹だけ脂肪が落ちにくい人は試してみて!【集中的に鍛える】ヒールタッチクランチ


お腹の中心は比較的早く脂肪が落ちる一方で、なかなか落ちない脇腹の脂肪。脇腹がいつまでもプヨプヨとしているのは脂肪の種類が違うからなんです。そこで今回は、脇腹を集中的に鍛える筋トレをご紹介します。運動が苦手・得意に合わせて強度を変えられるので、ぜひ試してみてくださいね。
なかなか脂肪が落ちない脇腹を集中的に鍛えるには
ダイエットやトレーニングを始めるとお腹の中心からサイズダウンしていくのが一般的です。その一方で、変化が現われにくいのが脇腹だと言われています。なぜなら、同じお腹と言っても中心部と脇腹ではつく脂肪の種類が異なるからです。
お腹の中心につくのは主に内臓脂肪で比較的早く落ちやすく、脇腹につくのは皮下脂肪で一度蓄積するとなかなか落ちにくいという特徴があります。脇腹に脂肪がつく原因は、摂取カロリーが消費カロリーを上回る食生活や運動不足などが挙げられます。
脇腹のお肉がなかなか落ちない…とお悩みの方は、私たちが無意識のうちにしてしまいがちな猫背の姿勢にも注意が必要です。猫背の姿勢が続くと腹筋や背筋があまり使われず、その影響で血流が悪化し、代謝が低下して脂肪がつきやすくなります。
脇腹の脂肪を落としたければ脇腹を集中して鍛える
では「脇腹についたつまめる脂肪を減らしたい」「くびれを作りたい」と思った時はどうしたらいいのでしょうか。
おすすめは食生活の改善、ウォーキング・ランニング・水泳・サイクリングなどの有酸素運動、そして筋トレです。「筋トレしていても脇腹の脂肪だけはなかなか落ちない…」という方は、今回ご紹介するヒールタッチクランチをやってみてください。
ヒールタッチクランチとはヒール=かかと、タッチ=触れる動きをするトレーニングのこと。上体を軽く起こし、手でかかとに触れる動きは筋トレの中でも脇腹に集中的にアプローチでき、脇腹にある腹斜筋を鍛えるのに効果的です。
運動が苦手な人は手がかかとに届かないところからでもOK!追い込み系が好きな人はかかとの先にあるくるぶしにタッチしたり、回数を増やしたりと調整可能なので、ぜひ参考にしてみてください。
脇腹肉をさようなら!ヒールタッチクランチ
<やり方>

1)仰向けになり、膝を立てる。膝の下にかかとをセットし、腕は体側に下ろす

2)ヘソをのぞき込むように上体を軽く起こす。目安は肩甲骨が床から浮く高さであごを少し引くのがポイントです


3)お腹や腰、足が動かないように固定して上体を右に振り、腕を伸ばして右かかとにタッチ。右手で右のかかと、左手で左のかかとを交互にタッチする動きを10回×3セット
かかとにタッチする時は、お腹を凹ませながら息を吐いて、インナーマッスルの腹横筋(腹部をコルセットのように包み込む筋肉)にも刺激を与えましょう!
トレーニングの前にストレッチをするなら…
筋トレの前にストレッチを取り入れると筋肉が柔軟になり怪我の予防につながります。ここでは体側のストレッチを一つご紹介します。

1)四つ這いになり、手は肩幅、脚は腰幅に開き、肩の下に手首、股関節の下に膝をついたら、腰で天井を押すイメージで背中を平らにする


2)右手を左手の前につき上体を床に近づける。左ひじを曲げて床に下ろし、左手のひらの上に右側頭部を乗せて右体側のストレッチ
3)ゆっくり5回深呼吸して、反対側も行う
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