たるみ・ほうれい線・シワ……年齢による顔のお悩みに効果!【覚えておきたい表情筋エクササイズ】
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年齢による衰えは仕方ないものの、できることならたるみやシワを予防して、いつまでも若々しくありたいですよね。キュッと引き上がった顔をキープするための、簡単表情筋エクササイズをお伝えします。
動きやすい部分がシワになりやすい
シワができる原因として、乾燥や紫外線のほかに、顔の表情によってできるシワもあります。表情は表情筋といわれる筋肉が動くことで作られます。特に私たちが笑ったり、怒ったりすることでよく動く目・眉毛・おでこ・口元は、シワができやすい部分となります。
動かさなさすぎはたるみの原因に
筋肉を動かしすぎることがシワを深める原因となる一方で、動かさないことで表情筋が固まると、たるみにつながってしまいます。数年前のコロナ禍では長時間マスクを着用することで表情筋を動かす機会が減りました。マスクを外した時に顔のたるみが気になったり、シワが深くなっていたと感じた方も多いのではないでしょうか?
ほうれい線防止には「頬と口の表情筋」を鍛えよう
顔のシワの中でも特に気になるものがほうれい線ではないでしょうか。ほうれい線は、頬の筋肉の衰えによってできやすくなります。頬と口周りは脂肪がつきやすい部位でもあるため、ここの表情筋をあまりにも動かさないでいると頬がたるみ、ほうれい線が深くなってしまうのです。
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ほうれい線ケアに関連する4つの筋肉
・大頬骨筋:口角を上外側に引き上げる働きをする筋肉
・小頬骨筋:口元を斜め上に引き上げる筋肉
・頬筋:頬を膨らませたり凹ませたりする筋肉
・口輪筋:口の開閉、すぼめる、突き出すといった働きをする筋肉
大頬骨筋は顔の筋肉の中では比較的大きいので、顔の輪郭や形にも影響を与えます。大頬骨筋を鍛えることで、頬が持ち上がり若々しい印象になります。口輪筋を鍛えると口元が引き締まります。口角が引き上がりイキイキとした表情になります。また口輪筋は頬の筋肉ともつながっているので、頬のたるみ対策にもつながります。
実践!表情筋エクササイズ
動かしている部位を意識しながらエクササイズを実践してみてください。
(1) 姿勢を正してから、口を閉じて片頬を膨らませる。
(2) 口の中の空気を正面に移動させる。
(3) (1)とは逆側の頬を膨らませる。
最初はゆっくりで構いません。慣れてきたらリズミカルに片頬ずつ膨らませましょう。回数は8~10往復もしくは10~15秒間続けましょう。
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注意事項
顔に力が入りすぎると別の部位のシワを深めてしまうので、口元と頬を中心に顔全体がほどよく温まったと感じる程度に行ってみてください。
エクササイズの詳細は以下動画からも確認いただけます
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