逆転系のポーズで首の負担を減らすコツ|理学療法士に学ぶヨガのための解剖学

 逆転系のポーズで首の負担を減らすコツ|理学療法士に学ぶヨガのための解剖学
Shoko Mastuhashi
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逆転系ポーズ「サーランバサルヴァーンガーサナ」のキーマッスルを意識した練習法

肩と腕で体重を支え、脚を真上に伸ばすポーズ。首に負担をかけないためには胸を開いて肩を安定させ、そこにしっかりと体重をのせること。

サーランバ サルヴァーンガーサナ
サーランバサルヴァーンガーサナ/Photo by Shoko Mastuhashi

 

STEP1:シャシャンカーサナで首を柔軟に

頭頂をマットにつけ、背中を丸めながらゆっくり体重をのせていく。軽めの負荷で首の柔軟性を高めていく。

シャシャンカーサナ
シャシャンカーサナ/Photo by Shoko Mastuhashi

 

STEP2:セツバンダーサナで胸を開く

両手を後ろで組み、胸を開く。左右の肩甲骨を寄せて肩に体重をのせ、腰を持ち上げる。首はリラックス。

セツバンダーサナ
セツバンダーサナ/Photo by Shoko Mastuhashi

 

STEP3:ハラーサナで肩にのる

STEP2の要領で胸を開いて両足を頭の上へ。肩、腕、足先で体重を支える。首がきつい場合は角度をゆるめる。

ハラーサナ
ハラーサナ/Photo by Shoko Mastuhashi

 

教えてくれたのは...中村尚人先生
理学療法士、ヨガインストラクター。UTLにて長年ヨガの解剖学の講師を担当。医療とボディーワークの融合、予防医学の確立を目指し活動中。「TAKT EIGHT」主宰。

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Photos by Shoko Mastuhashi
Text by Yasuko Ito
Illustrations by Misako Nakagawa
yoga Journal日本版Vol.54掲載



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