便秘、ダイエット、美肌効果まで!5つのお悩み別【ヨーグルト】の選び方|管理栄養士が解説

 便秘、ダイエット、美肌効果まで!5つのお悩み別【ヨーグルト】の選び方|管理栄養士が解説
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腸内環境を整えてくれるヨーグルトですが、最近は様々な機能が強化されたヨーグルトが販売されています。身体の不調を解決したいけれど、いったいどれを選べば良いのだろうと悩む方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、お悩み別のヨーグルトの選び方をご紹介します。

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ヨーグルトの栄養・効能

ヨーグルトには、整腸作用や免疫力アップに効果的な乳酸菌が豊富に含まれています。乳酸菌は350~400種類もあるといわれ、それぞれ違った性質をもっていますが、善玉菌として腸内環境を整えてくれる機能は同じです。乳酸菌がタンパク質や脂肪の分解を助け、消化吸収に優れています。良質なタンパク質を含み、カルシウムの供給源としても優秀です。発酵されていることで乳糖が乳酸に変化するので、牛乳だとお腹を壊しやすい人でも食べやすいでしょう。

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お悩み別!ヨーグルトの選び方5選

①便秘 
整腸作用だけでなく、便秘にお悩みの方には、生きたまま腸に届く効果が強いビフィズス菌『BE80菌』がおすすめです。強い胃酸の中でも生き続ける可能性が高く、胃の不快感の改善にも役立ちます。継続して摂取することで乳酸菌が腸内で途絶えることなく働いてくれるでしょう。

②肥満
肥満対策、ダイエット目的で食べるなら、内臓脂肪を減らす働きがある『ガセリ菌sp株』や、脂肪を減らす機能が期待される『MI‐2乳酸菌』があります。血糖値の上昇を抑える『難消化性デキストリン』が配合されているものもおすすめです。最近では脂肪対策ヨーグルトとして販売されている商品もあります。ただし、たくさん食べたからといって脂肪が減るわけではないので、適量を守るようにしましょう。

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③免疫力向上 
免疫力を高めたい、冬の感染症予防をしたいという方は、『R‐1乳酸菌』がおすすめです。コロナウィルス感染症が流行したときにも注目されました。インフルエンザ予防にも効果的という報告があります。また、免疫機能を活性化させる働きがある『プラズマ乳酸菌』を含むものも効果を期待できそうです。

④肌の調子を整える 
シミ対策や美肌効果を感じたい方には、紫外線のダメージを減らす『SC‐2乳酸菌』。スキンケアヨーグルトとして販売されている商品もあります。最近では体内でセラミドに変化する成分が配合されていたりと、まるでサプリメントのような感覚で食べられます。肌の水分量を保持する働きがある『コラーゲンペプチド』入りのものもおすすめです。

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⑤アレルギーを抑える 
花粉症はアトピー性皮膚炎などのアレルギー反応は、身体の免疫が過剰に働いてしまっている状態です。腸内環境を見直すことで、緩和したり改善できる場合があります。ビフィズス菌『BB536』は、抗アレルギー作用が強いのが特徴です。また、『乳酸菌ヘルべ』といい、花粉などによる目や鼻の不快感を緩和してくれる商品もあります。

おわりに

いかがでしたか。ヨーグルトの乳酸菌は数多くあり、腸内細菌の働き方も人それぞれです。自分の腸にあったヨーグルトが見つけられるように、まずは毎日継続して食べてみることから始めてみましょう。バランスの良い食事を心がけることや適度な運動も、不調を減らす近道になりそうですね。

参考文献:あたらしい栄養学/高橋書店
     完全版その調理、9割の栄養捨ててます!/世界文化社
     腸内細菌と健康/e‐ヘルスネット 厚生労働省
ライター:やなぎかおり
特別養護老人ホームにて介護食の大量調理や栄養士業務を経験。働きながら管理栄養士の資格を取得。その後、中学校給食センターにて献立作成、給食管理、食育授業に携わる。結婚、出産を経て、ヘルスケア栄養指導士の資格を取得。子育てをしながら栄養に関する記事執筆を行っている。       

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NS Labo(栄養サポート研究所)

NS Labo(栄養サポート研究所)

全国の栄養士、管理栄養士をサービスパートナーとして、健康やダイエット、美容関連の 商品開発や監修、講演やコラム執筆、メディア出演などウェルネス分野を中心に幅広く事 業を行っている。 また、2020年に「ウェルネスライフコーチ協会」を立ち上げコミュニティを通して健康貢 献活動を行っている。



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