ぽっこりお腹が気になる人必見「毎日ヨーグルト」がすごい!管理栄養士発・曜日別ヨーグルトカレンダー

 ぽっこりお腹が気になる人必見「毎日ヨーグルト」がすごい!管理栄養士発・曜日別ヨーグルトカレンダー
絵・石松佑梨
石松佑梨
石松佑梨
2024-10-05

ヨーグルトに何を加えたら、もっと美味しく、健康になれるの?美ボディを目指しながら、腸内環境も改善できる、そんな夢のような組み合わせを大公開!

広告

ヨーグルトで健康生活!豊富な栄養と腸活効果を徹底解剖

牛乳を乳酸菌で発酵させたヨーグルトは、高品質なタンパク質、ビタミンB群、カルシウムなど、豊富な栄養素がギュッと詰まったスーパーフードです。忙しい朝も手軽に栄養補給でき、腸内環境を整える働きも期待できます。今回は、ヨーグルトが健康に良いとされる理由を詳しく解説し、さらに、ヨーグルトをもっと美味しく、効果的に食べるためのアレンジ方法もご紹介します。

ヨーグルトの栄養価と健康効果

ヨーグルトは、良質なタンパク質が豊富で、筋肉の合成や修復をサポートします。ビタミンB群は、エネルギー代謝を活発にし、肌や粘膜の健康維持にも役立ちます。また、カルシウムは、骨の健康だけでなく、神経伝達や筋肉の収縮など、体全体の働きを支える重要なミネラルです。

腸内環境改善効果

ヨーグルトに含まれる乳酸菌などの善玉菌は、腸内の悪玉菌の増殖を抑え、腸内環境を整えます。腸内環境が改善されると、免疫力が向上し、様々な病気の予防に繋がると期待されています。またヨーグルトに含まれる乳酸菌は、乳糖を分解する酵素を持っているため、乳糖不耐症の人でもヨーグルトを消化しやすくなります。

ヨーグルトをもっと美味しく!ちょい足しアレンジ7選

ヨーグルトは、そのまま食べても美味しいですが、少しアレンジを加えることで、より美味しく、栄養バランスの取れた食事になります。

1. 果物と合わせる

果物の食物繊維とヨーグルトの乳酸菌との相乗効果で、より腸内環境を整える効果が期待できます。バナナやリンゴ、イチゴ、ブルーベリー、キウイ、パイナップルなど…… 様々な果物がヨーグルトとよく合います。ただし、ジャムは糖質が多すぎるため、推奨できません。

また、ドライフルーツもオススメです。ドライマンゴーやイチジク、アプリコット、プルーンなどとヨーグルトを合わせて、一晩置いておくと、ドライフルーツがヨーグルトの水分を吸収します。フルーツはしっとりソフトになり、ヨーグルトはもっちり食感のグリークヨーグルトのようになります。

2. 麹甘酒をかける

麹甘酒とヨーグルトのダブル発酵食品で、腸内環境をさらに整えましょう。麹甘酒の発酵によって生み出された優しい甘みは、ヨーグルトとよく合います。アルコールを含まないため、子供から高齢者までみんなが安心して食べることができます。

3. 豆類をトッピング

きなこやゆで小豆は、食物繊維が豊富で、腸内環境を整えるだけでなく、タンパク質も補給できます。良質なタンパク質は筋肉の合成を促し、基礎代謝を上げることでダイエット効果を高めます。

4. ナッツで風味アップ

ナッツには、ビタミンEなどの抗酸化物質が豊富で、体の酸化を防ぎます。特に、くるみに含まれるαリノレン酸は、脳の働きをサポートすると言われています。雑穀を使ったグラノーラとナッツを組み合わせるのもいいでしょう。

5. チョコレートをプラス

強力な抗酸化作用を持つカカオポリフェノールは、脂肪の蓄積を予防したり、血糖値の上昇を抑えたり、脳の満腹中枢を刺激して少量でも満足感を得られやすかったりする効果があります。カカオポリフェノールを多く摂るためには、カカオ含有量70%以上のものを選ぶと良いでしょう。ココアパウダーなら、手軽にカカオポリフェノールが摂れます。

6. 野菜と合わせる

アボカドや蒸したかぼちゃにヨーグルトとオリーブオイル、ひとつまみの塩をかけて食べるのもオススメです。食物繊維やカリウム、抗酸化ビタミンが豊富に含まれている野菜に、ヨーグルトを組み合わせることで、栄養バランスがさらに向上します。

7. 抹茶で風味を変える

抹茶パウダーを加えることで、風味豊かなヨーグルトになります。抹茶に含まれるカテキンは脂肪燃焼を促進し、体脂肪を減らす効果が期待できます。また、糖質の吸収を抑える働きもあり、血糖値の上昇を緩やかにします。

いかがでしたか? ヨーグルトは、腸内環境改善、栄養価の高さ、その他の健康効果など、様々なメリットがある食品です。ただし、全てのヨーグルトが同じ効果をもたらすわけではありません。ご自身の体質や目的に合わせて、適切なヨーグルトを選び、健康的な食生活に取り入れてみましょう。ヨーグルトはさまざまな種類の乳酸菌が存在するため、自分の目的に合った乳酸菌を選ぶことが大切です。

広告

AUTHOR

石松佑梨

石松佑梨

サッカー日本代表選手をはじめ、世界で活躍するトップアスリートたちの専属管理栄養士として従事。のべ2万人以上に提供してきた「頑張らない食トレ」を武器に、近年は企業の健康経営や地域創生も展開する。幼い頃から「おいしい」への執着心が人一倍強く、おいしく健康に食べるための「ずるい栄養学」で、誰もがおいしく食べて健康になれる社会を目指している。著書に『過去最高のコンディションが続く 最強のパーソナルカレー』(かんき出版)がある。



RELATED関連記事