【ヨーグルト】ちょい足しするだけ!もっと腸がよろこぶ「おすすめ食材」とは|管理栄養士が解説
腸内環境を整える食材といえばヨーグルト。毎日意識的に食べている方も多いのではないでしょうか?今回は腸活という目線で、ヨーグルトにプラスするとおすすめの食材をご紹介します。
腸活におすすめの食材とは?
私たちの腸には様々な菌が生息して、腸内環境を作っています。その種類はなんと約1000種類、100兆個。重さにして1〜2kgくらいになると言われています。その腸内細菌は善玉菌、悪玉菌、日和見菌の大きく3つに分類され、お腹の調子を整える善玉菌を増やすことが大切です。
ポイントは、善玉菌を含むもの(プロバイオティクス)と善玉菌のエサになるもの(プレバイオティクス)を合わせて摂ること。
善玉菌を含むもの(プロバイオティクス)
・発酵食品(ヨーグルト、納豆、味噌、キムチなど)
善玉菌のエサになるもの(プレバイオティクス)
・食物繊維(野菜、果物、豆類、海藻類など)
・オリゴ糖(玉ねぎ、ごぼう、バナナ、豆類、はちみつなど)
ヨーグルトにちょい足し おすすめ食材とは?
①きな粉×はちみつ
きな粉は大豆をすりつぶしたもの。つまり善玉菌のエサになる食物繊維やオリゴ糖が含まれています。ヨーグルトときな粉だけで食べにくければ、はちみつをプラスするのもおすすめ。はちみつにもオリゴ糖が含まれています。
②甘酒
飲む点滴と言われるほど栄養価が高い甘酒。砂糖を使わず、発酵によってオリゴ糖やブドウ糖などの甘味成分が作られています。またビタミンやミネラル、食物繊維も含まれおり、腸活の食材としてはとても優秀。ヨーグルトと甘酒を1:1で割って飲むと、スムージーのように飲めておすすめですよ。
③バナナ
定番ですが、バナナは食物繊維も豊富でオリゴ糖も含まれているので、腸活にはおすすめの食材です。
腸内細菌のバランスは一度決まったらずっとそのままというわけではなく、善玉菌と悪玉菌の張り争いが毎日のように行われています。つまり常日頃、腸内環境を整える必要があるのです。ぜひこれらの食材を意識して、腸内環境を整えていきましょう。
AUTHOR
和田 梓
管理栄養士。これまでヘルスケアIT企業にて、ダイエット・糖尿病・IBD・CKDなど、幅広い悩みに向けたレシピ開発を100件以上行う。その他、記事執筆、WEBページの企画・編集、保健指導などに従事。ハーブやスパイスを使った創作家庭料理が得意。
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