【40代からのダイエット】年々気になるお腹まわりに、くびれを取り戻すちょいキツエクササイズ
年齢を重ねるごとに自然と進んでいってしまう寸胴体型。女性にとってS字ラインを作るくびれはいつまでもキープして、綺麗なボディラインのままでいたいですよね。今回は美しいくびれを再現させるおすすめエクササイズをご紹介します。
なぜ加齢とともに寸胴になってしまうのか?
年々悩みが深まる腰まわり…。若い時よりも年齢を重ねてからの方が気になるのは何故なのでしょうか。
代謝の低下
加齢に伴い、基礎代謝率が低下します。基礎代謝とは体が安静時に消費するエネルギーのことです。代謝が低下すると同じ食事量や運動量でもエネルギーを消費しにくくなり、脂肪が体に蓄積しやすくなります。特に腹部まわりに脂肪が付きやすくなり、体が寸胴に見える要因となります。
ホルモンバランスの変化
加齢により性ホルモン(男性はテストステロン、女性はエストロゲン)の分泌量が減少します。これにより、筋肉量が減り、脂肪が増えやすくなります。また、特に女性では閉経後にエストロゲンが減少し、腹部に脂肪が集中しやすくなります。
筋肉量の減少
加齢とともに筋肉量が減るサルコペニアが進行します。筋肉が減ることで基礎代謝もさらに低下し、脂肪の燃焼が効率的に行われなくなります。また、筋肉が減ると体の形状が変わりやすく、ウエストのくびれがなくなり寸胴になりがちです。
姿勢の変化
加齢によって姿勢が悪くなることも体型に影響します。特に、腰が曲がりやすくなると腹部が前に突き出るような姿勢になり、寸胴に見える原因となります。筋力の低下や関節の硬化が姿勢の変化に影響します。
脂肪の蓄積と再分配
年齢を重ねると脂肪の蓄積場所が変わります。若い頃は下半身(太ももやお尻)に脂肪がつきやすいのに対し、加齢に伴い、腹部に脂肪がたまりやすくなります。これにより、全体的に寸胴体型に近づくことが多くなります。
加齢による体型の変化を防ぐためには、姿勢を良くする体幹強化をしながら脇腹にの筋肉を伸ばし、引き締めるエクササイズが役立ちます。
年々気になるウエストくびれを取り戻すエクササイズ
体幹の筋肉を使い、正しい姿勢でウエストまわりをストレッチ&引き締めを繰り返すことで、効率よく美しいくびれを作りましょう。
<やり方>
1)両手両足先をついた姿勢から、重心を左にかけて右手を浮かせる
2)息を吸いながら右手を頭の先に伸ばし、脇腹の筋肉、腹横筋を伸ばす
3)息を吐きながら右手で裏モモをタッチする
4)2)と3)の動きを呼吸に合わせて10回繰り返す
ここまでの動きが余裕を持ってできるようでしたら、次の動きに進んでください。
5)息を吐く時に肘を膝をタッチして腹横筋を引き締める
6)息を吸いながら、膝を伸ばす
7)5)と6)の動きを10回繰り返し、反対側も同様に行う
▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼
AUTHOR
魚澄トモ
ヨガ講師・アーユルヴェーダセラピスト・グラフィックデザイナー。20代にデザイナーとして長時間のデクスワークが続き、身体を壊したことで、30代にヨガと出会う。ヨガで体調が良くなっただけでなく、それまで何をしても治らなかったO脚が改善し、気にしていた下半身が自然にスッキリ、更に精神的な豊かさも感じられるヨガに魅了されヨガ講師として活動開始。40代でアーユルヴェーダのを深く学び、体質別の食生活アドバイスを踏まえたストレスフリーのダイエットメソッドを考案。キレイに痩せるをテーマにダイエットヨガを発信している。
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