40代50代の浮き輪ゾーンにアプローチ!脇腹&腰まわりを引き締める腹斜筋ツイストエクサ
体重は変わらないのに脇腹や腰まわりなどいわゆる浮き輪ゾーンがたるんできた…、脂肪が溜まりあったはずのくびれが消えた…など、私たちの身体は加齢とともに変化します。今回は加齢とともにたるみやすくなる、浮き輪ゾーンにフォーカス。脇腹の筋肉=腹斜筋を鍛えて引き締めるエクササイズのご紹介です。
加齢とともに浮き輪ゾーンに脂肪がつき始めるのはなぜ?
脇腹を覆っているのは外側にある外腹斜筋とその内側にある内腹斜筋の2つの筋肉です。これらの筋肉を刺激するのに必要なのは、ヨガのツイストポーズのようなひねる動きです。ところが、日常生活の中ではあまりない動きのため、代謝が下がり始める年代になると徐々に脂肪がついてたるみ始めてしまいます。
脂肪は頻繁に動かしている部分にはつきにくく、あまり動かさない部分に溜まりやすいと言われています。そして、一度ついてしまった脂肪は落ちにくく蓄積されるため、くびれがなくなるのもごく自然な流れなのかもしれません。
浮き輪ゾーンがスッキリ!腹斜筋を鍛える仰向けツイストエクサ
今回ご紹介するのは肘をついた仰向けで行うエクササイズです。脇腹だけでなく下腹部にも刺激が入るため、少ない回数でもしっかり効かせることができますよ!
<やり方>
1)両手を後ろの床につき、膝を立てて座る
2)上体を下しながら床に肘をつき、腰を床に押し付けるようにして下腹部を引き込む。首や肩を詰めないように軽く胸を引き上げておく
3)腰を床に押しつけ、下腹部を引きこんだまま右手を床から離して上体を起こす。左にひねりながら右手で左太腿の外側をタッチする
4)息を吐きながら指先をもう少し先まで伸ばしてツイストを深め、元の位置に戻る。呼吸と共に、ツイストを深める小動きを10回繰り返す
5)反対側も同様に行う
ポイント
一番のポイントは腰をしっかり床に押し付けたまま行うことです。反り腰になったり、体が左右に傾いたりしないように気をつけましょう。大きく体を起こす必要はありません。下腹部と脇腹がキュッと引き締まる感覚があれば十分!体に意識を向けてしっかり効かせましょう!
また、頑張りすぎると呼吸が浅くなります。深い呼吸とともにじっくり丁寧に動くことが大切です。地味な動きですがポイントを押さえて行うことできちんと効かせることができますよ。
AUTHOR
須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。
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