「キツくないくびれ作り」お腹の浮き輪肉がごっそり落ちる!イスに座って楽ちんねじりエクサ
そろそろ薄着の季節もやってくる頃。お腹の浮き輪...気になりませんか?スッキリくびれたウエストラインに激しい筋トレは必ずしも必要ありません。本日は、楽ちん☆イスでねじるだけでメリハリボディラインが手に入る!腹斜筋エクサのご紹介です♪
腹斜筋を目覚めさせて!メリハリボディを手に入れる!
腹斜筋ってどんな筋肉?
腹斜筋はお腹の周りにある筋肉で、外腹斜筋(外側)と内腹斜筋(内側)の2つの層からなります。外腹斜筋は内腹斜筋より表層にあり、下肋骨から骨盤に向かって斜めに走ります。
一方の内腹斜筋は外腹斜筋の深層にあり、骨盤から下肋骨に向かって斜めに走ります。
腹斜筋は体をサイドに曲げる側屈の動作やねじりの動作に関わっています。また腹斜筋には上半身と下半身のバランスを制御して体幹を安定させる重要な役割があります。
腹斜筋が使えない現代人のリスク
日常の動作の中でも体を捻る機会はそう多くはありません。加えて、リモートワークの環境も進み、ほとんどの時間をパソコンにまっすぐ向かい、体をひねることなく過ごす時間が増えた方も多いはず。腹斜筋が衰えると美容へも健康へもリスクが高まりやすくなります。
・お腹の浮き輪
腹斜筋は正しく働けば、本来ウエストを締める方向に作用しますが、筋肉を使うことなくほったらかしでは、天然のくびれ補正機能も効果を発揮しません・・
・疲れやすい体
腹斜筋は背骨の柔軟性や姿勢の維持に大きく関わっている筋肉です。腹斜筋が衰えると姿勢は崩れ、背骨への負荷がかかり、体が疲れやすくなるのです。
・腰痛
前述のように、腹斜筋は肋骨と骨盤を繋ぎます。腹斜筋が衰えることで、肋骨が前に飛び出し(リブフレア)反り腰(骨盤の前傾)になりやすくなり、腰痛のリスクが高まります。
「キツくない」くびれ作り!お腹の浮き輪対策に!イスで楽ちんねじりエクサ
そこで、美にも健康にも欠かせない腹斜筋をラクに鍛えるエクササイズのご紹介です!
エクササイズ解説
①椅子に浅く腰掛け、骨盤を立ててすわります。左手で右手首の少し下を持ち、腕を上に引っ張りながら体側を伸ばします。
② 体を左にねじります。
③ 体をねじったまま、前傾姿勢に入ります。
④ 可能なら右肘を左の腿の外側に引っ掛けます。ねじったまま、ゆっくり呼吸を数回繰り返しましょう。
注意)右の膝が前に出ないように、両膝を同じ横のラインで揃えましょう。
⑤ ねじりの強度を上げる場合は、胸の前で合掌します。手のひらを押し合う力で、親指を胸の中心に引き寄せます。ねじったまま、ゆっくり呼吸を数回繰り返しましょう。
⑥ さらに強度を上げる場合は、ゆっくりイスからお尻を浮かせてみましょう!空中でキープしたまま、呼吸を数回繰り返して、椅子に戻ります。
*反対側も、同様に行います。
動画はこちらをご覧ください☆
AUTHOR
井上浩子
2002年、留学先NYのバレエスクールの授業でヨガに出会う。厳しいプロ生活で心身を壊したことをきっかけにヨガは欠かせないライフワークに。自身の経験から、「自分に安心できる感覚と自分への愛おしさを取り戻す」をモットーにレッスンを展開。 解剖学に基づく効果的なシークエンス構成と 誰にでもわかりやすいインストラクションに定評がある。日米指導歴14年・バイリンガル講師・RYT500。オンライン&対面レッスン、指導者養成のほか、ヨガ関係の通訳・翻訳も行う。
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