椅子に座ったままお腹痩せ【1分チェアピラティス】引き締まったお腹が手に入るクロスエクササイズ

 椅子に座ったままお腹痩せ【1分チェアピラティス】引き締まったお腹が手に入るクロスエクササイズ
photo by Yukari Takayama

座る時間が長い方は、チャンスです。座ったままでできるチェアピラティスで、キュッとくびれて引き締まったお腹を手に入れませんか?

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日本人は座りすぎ?

日本人は世界でも有数の「座りすぎ民族」と言われています。座る時間が長いと、当然運動不足になり、エネルギー消費量、筋力、血流量は低下します。同じ姿勢でいることにより筋肉の疲労もたまるため、腰痛、肩こり、首こり、むくみなどの体の不調に悩まされている人も多いのではないでしょうか。

悪い姿勢 イラスト
イラスト:イラストAC

座っている時は、ほとんどの人の骨盤は後傾しています。腰や背中が丸まり頭が前に出て巻き肩に…といった悪い姿勢の代表とも言える姿勢で過ごしていることと思います。この姿勢でいるとお腹の前と横にはお肉がたっぷりとたまり、たるんだ場所にはさらに脂肪が蓄積されていきます。たるんだお腹は、姿勢と運動不足が大きな原因です。

でも、座ったままできるエクササイズがあるので安心してください。普段の使いなれた椅子でできるチェアピラティスで、引き締まったお腹を作りましょう。

チェアピラティスとは

ピラティスは、自分の意思通りに体を動かせるようになり、健康的な生活を取り戻すことを目的としたエクササイズです。集中力を高めて使う筋肉を意識しながら体幹を強化し、背骨や骨盤を安定させることで引き締まったしなやかな体を作る手助けとなります。

そして、チェアピラティスはマットで行うピラティスのエクササイズを椅子に座りながらできるようにアレンジしたものです。座ったままでも運動不足を解消し、ピラティスの動きにより体幹が強化されて骨盤が安定することで、座る姿勢そのものも改善されるため長時間座るリスクを回避できますよ。

チェアクリスクロス

クリスクロス イラスト
イラスト:イラストAC

クリスクロスは、マットで仰向けになり対角線上の膝と肘を近づけるエクササイズです。骨盤を安定させ、腹横筋、腹斜筋、腹直筋と腹筋群すべてを強化します。特に、ツイストする動きにより腹斜筋が刺激されてウェストの引き締め、くびれ作りに効果が絶大です。この動作を椅子に座りながら行っていきましょう。

〈やり方〉

1)椅子に浅く座る。足を骨盤幅に開き、両手を頭の後ろにそえる。

チェアピラティス クリスクロス
photo by Yukari Takayama

2)おへそを正面に向けたまま、息を吐きながら左肘を右膝に近づける。吸って戻り、反対側も同様に行う。この時、上体を深く倒しすぎてお腹が落ちないように気をつける。

チェアピラティス クリスクロス
photo by Yukari Takayama

3)慣れてきたら、下半身の動きも追加する。
息を吐きながら、左肘を右膝に近づける時に右足を15cmくらい浮かせる。吸って戻り、息を吐きながら反対側も同様に行う。この時も骨盤がぐらつかないように、足の上げ過ぎや肘の下げ過ぎに注意する。

ポイント
ピラティスでは骨盤の安定を非常に大切にしています。骨盤をニュートラルに保ったままで体に集中しながら1分間行ってみましょう。

 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼

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AUTHOR

高山ゆかり

高山ゆかり

ヨガインストラクター。【姿勢と自律神経を整え健やかに】 をコンセプトに活動。長年の運動不足により体調を崩したことをきっかけにヨガを始める。ヨガに筋膜リリース、ピラティスを取り入れることで硬かった体がほぐれ、インストラクターの資格取得に至る。福岡市内のスタジオ、自宅にてヨガレッスンを行う。RYT200/チェアヨガ/ピラティスインストラクター/アロマテラピー検定1級。プライベートでは2児の母。



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チェアピラティス クリスクロス
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