ヨガを始めると体を壊しやすい!?

 ヨガ 怪我
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綿本彰
綿本彰
2017-12-07

日本を代表するヨガ指導者・綿本彰さんが、ヨガにまつわる悩みに対してアドバイス。今回は、「本格的にヨガに取り組むと、アーサナの練習をたくさんするため体を壊しやすいと聞きました。何に気を付ければいいですか?」というヨガビギナーからの質問に回答。

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ゆっくりと動き、過負荷に注意

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(Photo by PIXTA)

確かに基本的なポイントを押さえないまま、やみくもに練習量を増やしてしまうと簡単に体を傷めてしまいます。 近くに知識豊富な指導者がいるのであれば、体を傷めないためのアラインメント(体の使い方)や正しいバンダの方法を学ぶのがよいでしょう。そういった指導が受けられない場合は、唯一の頼りとなるのが「体を繊細に感じること」です。「体は教師」と言われるように、すべての危ない動きや姿勢は、体が感覚を通して脳に伝えてくれます。それを瞬時に察知するためにも常にゆっくりと動き、過負荷にならないように注意して練習しましょう。そうすれば、きっと体を傷めずにヨガを深めていくことができますよ。

教えてくれたのは...綿本彰先生
日本ヨーガ瞑想協会会長、綿本ヨーガスタジオ主宰。父である同協会名誉会長、故・綿本昇師からヨガを学ぶ。大学卒業後インドに渡り、各地でヨガ、アーユルヴェーダの研修をし、帰国。1994年にヨガの指導をスタート。www.yoga.jp

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yoga Journal日本版Vol.39掲載



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