砂糖なしでも満足できる!美肌・便秘解消・冷え性改善…健康効果が高まる【ココア】チョイ足し食材3選
ポリフェノールや食物繊維が豊富に含まれているイメージのココアですが、市販のココアにはたくさんの砂糖や添加物も含まれているのをご存じですか?市販のものでは糖分の摂りすぎになりやすく、ダイエットや美容にもよくありません。そこで今回は、ヘルシーなココアの選び方、砂糖なしでも満足できて体調も整うチョイ足し食材をお伝えします。
ココアを選ぶならピュアココア1択!
市販のココアは、調整ココアといって、主に砂糖、ココアパウダー、乳製品、デキストリン、クリーミングパウダー、食塩、香料といった、飲んだ時の味や風味を良くするものの他に、PH調整剤、乳化剤、カゼインNa、リン酸Caなど、商品の品質を安定させるための添加物が含まれています。特に甘くするための砂糖は多く入っているので、糖質を控えたい方や、ダイエット、美容を気にする人にとっては不向きです。健康効果をよりアップさせるなら、砂糖や添加物が含まれていない、カカオ分100%のピュアココア(純ココア)を選ぶようにしましょう。スーパーにもありますし、今は通販でオーガニックのものなども多く販売しています。
ココアの嬉しい効能
ココアの原料であるカカオ豆に含まれるポリフェノールには高い抗酸化作用があります。紫外線やストレスによる活性酸素を除去してくれるので、肌トラブルの予防に効果が期待できます。美肌効果だけではなく、血圧を低下させたり、動脈硬化を予防したりと、カカオポリフェノールにはたくさんの嬉しい効能があります。また、テオブロミンといって、血行を促進したりリラックス効果のある成分もふくまれています。これは、身体を温めてくれるだけでなく、胃腸の働きにもよい作用なので、腸活にも最適。食物繊維のリグニンによる便秘改善効果も期待できます。
健康効果を高める!チョイ足し食材3選
①オリゴ糖
オリゴ糖は体内で消化されにくく、エネルギーになりにくいため、ダイエット向きの甘味料です。血糖値のコントロールに効果があり、腸内の善玉菌を増やして腸内環境をよくしてくれます。ココアをオリゴ糖で濃いめにといて飲むと、チョコレートドリンクのような風味になるので、甘いものが飲みたくなったときにおすすめです。
②シナモン
漢方でよく用いられるシナモンですが、その独特な香りはリラックス効果だけではなく、消化を促進し胃や腸を健康にしたり、血流を改善してくれるので冷え性の人にはぜひ常備しておいてほしいスパイスです。ココアの香りともとても相性が良く、ホッとしたいときや、風味を一味変えたいときなどにおすすめです。
③オリーブオイル
オリーブオイルは、保温性に優れているので、温かい飲み物と一緒に摂ることで、更におなかを温めてくれる効果があります。オリーブオイルは胃もたれしづらく、加熱しても酸化しにくい油です。オレイン酸が豊富で、皮膚を柔らかくする効果があり、肌のゴワツキ、乾燥による小じわなどを抑制する効果が期待できます。選ぶときは、エキストラバージンオリーブオイルのように、ココア同様ピュアなものを選ぶようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか。ピュアココアにチョイ足しするだけで、腸内環境や冷え性改善、美肌効果が期待できるなんて嬉しいですよね。温かいココアでホッと一息つきながら、体調も整えて快適な日々を過ごしてくださいね。
【参考文献】
健康長寿ネット:ポリフェノールの種類と効果と摂取方法
厚生労働省eJIM:シナモン
1週間に1つずつ心がバテない食薬習慣/大久保愛
ライター/やなぎかおり
特別養護老人ホームにて介護食の大量調理や栄養士業務を経験。働きながら管理栄養士の資格を取得。その後、中学校給食センターにて献立作成、給食管理、食育授業に携わる。結婚、出産を経て、ヘルスケア栄養指導士の資格を取得。子育てをしながら栄養に関する記事執筆を行っている。
AUTHOR
NS Labo(栄養サポート研究所)
全国の栄養士、管理栄養士をサービスパートナーとして、健康やダイエット、美容関連の 商品開発や監修、講演やコラム執筆、メディア出演などウェルネス分野を中心に幅広く事 業を行っている。 また、2020年に「ウェルネスライフコーチ協会」を立ち上げコミュニティを通して健康貢 献活動を行っている。
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