横になった時に「お腹がキュルキュルなる」のは良いサイン!睡眠の質を高める「ねじるだけ」腸活ヨガ

 横になった時に「お腹がキュルキュルなる」のは良いサイン!睡眠の質を高める「ねじるだけ」腸活ヨガ
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中村優希
中村優希
2024-09-26

睡眠不足、寝つきが悪い、眠りが浅い…そんなお悩みを持っている人必見! 睡眠の質を高めるには、「腸への刺激」が大事。お休み前のヨガメゾットをお伝えしていきます。

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睡眠の質と自律神経の関係

睡眠の質を高めるためには、自律神経を整えることが大切です。自律神経とは、「交感神経」と「副交感神経」という二つの神経系から成り立っていまます。交感神経は、緊張状態やストレス時に働く神経で活動時に機能するもの。副交感神経は、心身を休め回復させる、体のメンテナンスを担う神経で、リラックス時や就寝タイムに働きます。

本来は、朝から夕方の日中の活動時間は交感神経が優位に働き、夕方から朝にかけてのリラックス時や就寝時間には副交感神経が優位に働くのですが、現代人はその切り替えが上手にいかない人が増えています。

睡眠
イラストAC

自律神経のバランスが崩れやすい現代人

現代人の私たちは、寝る直前まで、スマートフォンやパソコンなどネット環境に身を置いていたり、夜も明るい環境で過ごしています。すると交感神経から副交感神経への切り替えがうまくできずに、自律神経のバランスが崩れ、寝つきが悪いや眠りが浅いなどの睡眠の質の低下を引き起こすのです。

質の高い睡眠のためには、できるだけ夕方以降はネット環境から離れて、ゆっくり入浴したりお部屋の照明を意識したり、心身ともにリラックスすることを心がけることが大切です。

腸内環境が整うと自律神経も整う

自律神経と腸は深い関わりがあり、お互い影響しあっています。腸の働きが良くすると自律神経のバランスが整うし、自律神経が整うと腸の働きも良くなります。

腸は交感神経が優位の時はぜんどう運動は停滞しますが、副交感神経が優位の時はぜんどう運動は活発になります。就寝時に横になった時に、腸がキュルキュルと動いているのを感じたことがある人も多いと思います。したがって副交感神経を優位にするためには、腸の動きをよくすることが大切です。

腸内環境を整えるために意識したいこと

・発酵食品を意識的に摂り食生活に気をつける
・腸の動きをよくする運動を行う
・血液循環をよくして体の巡りをよくする

睡眠の質を高める「心身を緩める腸活ヨガ」

腸の動きを良くし副交感神経を優位にするオススメのヨガメソッドをお伝えしていきます。ぜひ、就寝前のリラックスタイムに行ってみてください。

①足を伸ばして座り、右脚を左脚の外側にかけます。

腸活
photo by Yuki Nakamura

②息を吐きながら右腰を浮かせて右脚を床に近づけます

腸活
photo by Yuki Nakamura

③同時に上半身は右にねじって3〜5呼吸行います。ゆっくり戻って反対も同様に行います。

腸活
photo by Yuki Nakamura

動画でも確認できます

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中村優希

中村優希

幼少時代から新体操に打ち込み、大学時代には日本一のチームに所属。会社員時代にヨガと出逢い、その後ヨガインストラクターへ。主宰のオンラインレッスンや板橋のヨガ教室の他、プライベートヨガや企業ヨガ等の出張クラスも行いながら、大規模イベントの講師、ヨガ雑誌などの監修やポーズモデルを多数務めるなど多岐にわたる。長年新体操やヨガで培った経験から、美しい姿勢や柔軟性を高める体の使い方なども伝えている。"心身が整いほぐれるレッスン"効果を感じ分かりやすい!と人気を集めている。 Lani yoga主宰



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