納豆ご飯だけじゃもったいない!美味しくて栄養豊富な納豆を毎日の料理に取り入れる方法|栄養士解説
数多くの食材の価格が高騰する中、納豆の価格だけはいつも安定しているので安心しますよね。納豆は、含まれていない栄養素はいくつかありますが、ほとんどの栄養素が豊かに含まれた栄養満点のたんぱく質源食品です。 本日は、納豆ご飯以外にも普段の料理に納豆を取り入れる方法について、お伝えしたいと思います。
食欲が無くてもつるっと食べやすい麺類
暑い日は「ご飯類はあんまり食べたくないけど、麺類なら食べられそう」。そんなふうに思うことはありませんか?
つるっと食べられる麺類に納豆を取り入れる方法についてお伝えします。
トッピングの具材として
冷たいうどんや蕎麦、素麺、出来合いの焼きそばや和風パスタに最適
少しアレンジして加える
①加熱済で刻んだ夏野菜(オクラ、パプリカ、ズッキーニ等)をごま油、醤油で和える
②大根おろしや刻んだしそとともに和える
③キムチやお味噌、天かすと和える
「やっぱり、納豆にはご飯でしょ」。そんな人にはご飯ものメニューでアレンジ
納豆と一緒に食べて、一番美味しく召し上がることができる食材はやっぱりご飯でしょ、と声も多く聞こえてきそうな予感がします。納豆ご飯だけではなく、ご飯物料理もお伝えします。
納豆チャーハン
納豆とチャーハンの具材をごま油で炒め、その後にご飯も加えて、醤油や塩コショウ、麺つゆ等で味付けをする
納豆チーズドリア
納豆チャーハンをグラタン皿にのせる。その上にチーズをのせ、オーブントースターでチーズが溶けるまで加熱する
パンとの相性も抜群
ご飯や麺類以外の炭水化物源、パンとの相性も抜群です。時間のない中で、炭水化物とたんぱく質を一緒に補給することができます。
トーストやロールパンと一緒に
こんがり焼いたトーストや真ん中に切れ目をいれたロールパンに、納豆+刻みねぎを和えたものをのせる(お好みでマヨネーズやからしなども一緒に)
ホットサンド
納豆、チーズ、ハムなどをはさんで、ホットサンドメーカーで加熱する
おつまみとして
気温が暑いほど、アルコールの摂取も増えてしまう…なんて、ありませんか?
アルコール摂取の時に、簡単に用意することができる、納豆を活用したおつまみについてもご紹介させていただきます。
厚揚げや油揚げ、大豆製品同士の組み合わせ
納豆とお好みの食材(ネギ、しそ、オクラなど)を混ぜ合わせたものを、こんがり焼いた厚揚げ・油揚げの上にトッピング
ねばねば栄養満点おつまみ
山芋、オクラ、めかぶなど、粘り気のある食材と納豆を混ぜ合わせる(海苔で巻いたり、もちろんご飯の上にのせても◎)
夏野菜とともに
食べやすい大きさに切ったトマトやきゅうり、刻んだみょうがなどとともに、麺つゆでさっぱりと和える
加熱などの調理をしなくても、パックを空けたらそのままでも美味しく召し上がることのできる納豆。是非、普段の食卓でそのままでも、あるいは少しアレンジをして、納豆料理を楽しまれてくださいね。
AUTHOR
猿田綸咲
管理栄養士、公認スポーツ栄養士。 大学教員、一般企業会社員を経てフリーランスの管理栄養士・公認スポーツ栄養士として活動。 東京医療保健大学女子バスケットボール部のスタッフ(栄養専門)として、日本一を複数回経験。 ジュニア選手から日本トップ選手、実業団選手まで幅広く栄養サポートを行う。サポート競技もバスケットのみならず、サッカー・野球・陸上競技と多岐にわたる。 『食事が楽しい時間』になるように、関わる全ての人の食生活が豊かになるような栄養サポートを心がけている。
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