妊娠・出産のストレスを解消する8つのポーズ

 妊娠・出産のストレスを解消する8つのポーズ
David Martinez
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4.片側のスクワット

マタニティヨガ
片側のスクワット(Photo by David Martinez)

スクワットは、股関節を無理なく開くのに非常に適したポーズだが、妊娠期には難しいと感じる女性もいるだろう。夜間に股関節に不快感がある人は、ベッドに入る前にこのポーズを試してほしい。陣痛や出産時にも役立つポーズだ。

HOW TO

四つんばいになる。やさしく腹部を背骨のほうに引き込み、右足を前の右手の外側に出す。両手を左に歩かせながら、左膝を床につけたまま、左足をお尻の下に移動させる。坐骨を左右に開き、腰を下げていく。このとき、骨盤が傾きすぎないように気をつけよう。坐骨を広く保てる範囲で、できるだけ腰を下げていく。この動きによって、股関節を開き、柔軟性を高めることができる。脚の位置はそのままで、指先で床を押す。 さらにポーズを深めたい場合は、前腕を床につける。1~3分間、深い呼吸を行いながらホールドする。股関節に圧迫感、もしくは恥骨付近に不快感を覚える場合は、腰を引き上げたまま、ポーズを深めないようにしよう。終わるときは、腰を持ち上げて、四つんばいに戻る。逆側でも行う。

5.シロクマのポーズ

マタニティヨガ
シロクマのポーズ(Photo by David Martinez)

これは、子供のポーズを快適に行うための代替ポーズだ。腰は上げたまま、妊娠している腹部にできるだけスペースを作った状態で行う。やや逆転の姿勢になるので、骨盤底や背骨への圧迫を軽減できる。また、シ ロクマのポーズは、穏やかさと沈静をもたらし、内観を促してくれる。 陣痛の際にはエネルギーを充電する時間として、ヨガ練習の際には赤ちゃんと自分にコネクトするための時間として行うことができる。

HOW TO

四つんばいの状態から、前腕を床につけて、膝を腰幅に、もしくは赤ちゃんにスペースを与えるためにやや広めに開く。前腕で床を押して、頭を休める。お腹の赤ちゃんが、ハンモックで休んでいるようにイメー ジしよう。このまま少なくとも5回呼吸をする。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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Text by Jessica Berger Gross
sequence by Jane Austin
photos by David Martinez
translation by Sachiko Matsunami
yoga Journal日本版Vol.33掲載



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